顧客や元従業員による告発が物議を醸しているペットショップ業界最大手の「Coo&RIKU」(以下、クーアンドリク)。
発端は「デイリー新潮」が8月5日に、今年6月に木更津店で子犬を購入した20代女性の告発を掲載したこと。子犬は引き渡された直後から体調が悪く、獣医から「お腹の中に寄生虫が」いると診断されたという。
だが、“保障期間内にケガや病気でペットが死亡した場合に代替ペットを提供する”という「生命保障制度」を理由に、女性は店から治療費の支払いを断られることに。その後、子犬は快復したものの、女性は治療費13万円を負担したままだと報じられた。
報道を受けて、クーアンドリクは8月15日に公式サイトで釈明文を発表。具体的な記事や出版社名は明かさなかったが、報じられている「顧客とのトラブル」について《解決済みもしくは解決に向けて対応している案件》と説明。また文章内では、《対応の行き届かない点やお客様のお申し出については、今まで以上に1つ1つの声に耳を傾け、誠心誠意対応していきたいと考えております》と呼びかけていた。
しかし、余波は広がり続けるばかり。「デイリー新潮」は9月9日にも、元従業員がずさんな経営体制を告発する記事を掲載。さらに暴露系インフルエンサーの滝沢ガレソ氏も11日に、Xで《クーアンドリク、過去最多のタレコミを頂いており情報整理に時間を頂いています》と明かしていた。
クーアンドリクの動向に注目が集まるなか、騒動の思わぬ火の粉が降りかかってしまった人物が。それは女優の田中麗奈(43)だ。
昨年春頃にクーアンドリクのCMに出演していたことから、一部ネットユーザーから降板や同社との契約解除を求める声が上がる事態に。“ひろゆき”こと西村博之氏(46)も10日に、Xで《田中麗奈さん、CM降りた方が長期的なブランド価値上がると思いますよ》と綴っていた。
いっぽう、現在はクーアンドリクの公式サイトや公式YouTubeチャンネルから田中が出演していたCM動画は削除されている。
そこで本誌は、田中の所属事務所にクーアンドリクの契約状況を問い合わせた。すると、「今年の4月で契約は終了しています」との回答だった。