10月17日、霜降り明星の粗品(30)が自身のYouTubeチャンネル「粗品 Official Channel」に動画をアップ。殺害予告を含めた大量の誹謗中傷動画が届いたことを明らかにした。
動画は、8月に行われた単独公演「電池の切れかけた蟹11」内で披露された漫談の一部を切り取ったもの。
モニターに「キンプリ」という文字が映し出され、「まぁ炎上したって言われることあるんですけど、ファンの人に」という切り口で漫談がスタート。ことの発端は粗品がゲーム番組の生配信で、メンバーが脱退した「King&Prince」に言及したことに始まる。
グループに永瀬廉(24)と髙橋海人(24)の2人のみが残ることとなったことに対し、粗品は「今の状態のキンプリ、誰が見るねん」と発言。また「しかも顔が似てる2人やろ。顔が似すぎてて、廊下で会ってもどっちか(認識できる)自信ない。名前も出てこない」と語り、King&Princeのファン、通称・ティアラから批判を浴びていた。
その後、多くの誹謗中傷が届くようになったという粗品。Twitterでの自身への批判を紹介したほか、Instagramに届いたDMも公開した。粗品はInstgramでは特に発信していないが、無数にDMが届くという。《地獄に落ちて》《しゃくれじじい》などのメッセージを紹介し、「ブス」と容姿に関する言及や謝罪を要求する内容が多いと明かした。
次第に内容が過激になっていき、殺害を予告する直接的な誹謗中傷のメッセージも紹介。中指を立てる絵文字を大量に送ってくる人もいたという。粗品も「いや怖い、恐怖感じてます」と吐露。執拗にメッセージを送ってくる人がいるとも明かした。
これには粗品も「これは正直良くないでしょう」とコメント。「今まではお笑いでやってましたけど、あんまり触れたくはないけど」としつつも、芸能人の誹謗中傷について「自ら命を絶ってしまう人。やっぱりこういうのが山ほど来るからです」と苦言を呈していた。
さらに、アカウントのプロフィールには10代と記載されているものもあり、「前途ある若者がそうか、10代やって」と言葉を失う場面も。
またとある誹謗中傷をしてきたアカウントのプロフィールにメインアカウント名が記載されており、そのメインアカウントからも《お前も誹謗中傷で消えればいい》などのメッセージを受けていたと紹介。
そのアカウントの投稿を見ると彼氏と思われる男性とのツーショットや友達と遊びに行った楽しそうな様子も投稿していたといい、「実際の生活も充実してて、ほんで裏では……」と呆気にとられた様子をみせていた。
動画のコメント欄には、誹謗中傷のメッセージの数々に、驚きと悲しみの声が寄せられていた。
《面白い感じに言ってくれてるけど、こんなの届いてるの本当にしんどいなって心が締め付けられてしまった。なんでこんなに酷いこといっぱい送れるんだ…好きな気持ちを盾にすれば何を言ってもいいの…??》
《粗品やから面白くしてくれてるけど、こういうのはほんまになくなって欲しいし、法がもっと守ってくれる世の中になってほしいです》
《粗品もお笑いにしてるし、アンチが湧くのをわかった上で他の人をネタにしてるからいいけど、他の芸能人とかにこういうのが送られてるって思ったらすごく気分悪い。言っていいことの限度ってものがある。誹謗中傷送った人たちに届くといいですが立派な犯罪なので自覚持ったほうがいいと思います》