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秋クールのドラマが続々と始まるなか、未だ熱気冷めやらない前クールのドラマがーー。堺雅人(50)の日曜劇場『VIVANT』(TBS系)だ。阿部寛(59)、役所広司(67)、二宮和也(40)といった主役級キャスト、謎に包まれたストーリーが評判を呼び、最終回の世帯視聴率は19.6%(ビデオリサーチ調べ)と有終の美を飾った。

 

現時点で今年一番の成功を収めた超ヒット作だけに、出演者たちも豪勢に“祝杯”をあげているかと思いきや……。

 

「実はそんなおめでたいムードの中でも打ち上げは行われなかったんです。

 

上層部としてはモンゴルで2カ月以上撮影をした出演者とスタッフを労いたい気持ちは強かった。ただ、コロナ禍が少し緩和したとはいえ感染者もまだ多く、万が一でも何かあれば大変だということで見送られたようです」(TBS関係者)

 

以前は、当たり前のように行われていたドラマ終了後の大規模打ち上げ。各メディアで報じられる打ち上げ現場の様子を見たことがある人も多いことだろう。しかしコロナ禍以降、“打ち上げなし”が新潮流になりつつあるという。

 

「コロナ禍では、ドラマも映画も舞台もいっさい打ち上げが行われませんでした。最近になって映画や舞台の現場では少しずつ行われるようになってきましたが、ドラマは放映期間が長く、関わる人数が多いこともあって、すっかり“打ち上げなし”が定着しています。

 

4月クールの『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(TBS系)で主演を務めた山田裕貴さん(33)は、ラジオ番組で小規模な打ち上げを開催したことを明かしていましたが、それも『お疲れ様会をやろう!』といって行ったそうです。やはりプロデューサーや主演を務めた人たちからすれば、1クールの間にわたって支えてくれた現場スタッフたちを労いたい気持ちは強いんです。ただ世間的にも大きな会場で大人数が集まって何かあったら……という思いはまだあるようで、なかなか大規模な打ち上げは行われにくいようです」

 

とはいえ、労うことを全くやめたわけではないようだ。

 

「代わりに以前のような大人数でビンゴ大会や余興があるような打ち上げではなく、少人数で食事会のようなものを行うことは多くなりました。ときにはマネージャーも呼ばないくらいクローズドな会も。こうした流れは、今後も続きそうですね」(前出・芸能関係者)

出典元:

WEB女性自身

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