10月28日、元プロゲーマー・たぬかな(30)が主催する「弱者男性合コン」が東京・秋葉原で行われた。当日は生配信され、4つのテーブルに男性と女性が3人ずつ座って歓談する様子が映し出された。
いわゆる恋愛や収入面、健康面などの問題を抱えている男性を指す「弱者男性」。たぬかなは今月3日の配信で4,700人もの男性から応募があったと明かし、「努力してる弱者を救ってあげたい」と思いを語っていた。
だがいっぽうで合コンの様子を切り抜いた画像がXで拡散したためか、合コンに参加した男性が“弱者に見えない”との指摘が上がることに……。
《たぬかなの弱男合コン全然弱くないの草 こいつも結局は本物の底辺には関われない口だけ女ってコトや》
《たぬかなの弱者合コン、グロテスクの一言に尽きる。参加した男性陣は弱者ではなくむしろまともな人たちで、彼らは心のどこかで自分が弱者でないとわかってるし(∵ガチ弱者ならこんなイベントに来ない)、参加者は弱者のイメージを消費して楽しんでるわけで、それらをすべて織り込んで儲けるたぬかな》
《弱者男性合コン、弱者男性が見渡す限り一人も存在してなくて笑う。常々主張してるが、こういうところにアグレッシブに参加できる奴が弱者なわけないから》
「合コン中には参加者を呼び出す形でインタビューも行われ、参加男性が抱える背景も様々でした。例えば幼い頃から女性と接点がなく発達障害を持った男性や、上司に毎日怒られて会社を辞めた無職の男性。他には知的障害2級の手帳を持つ男性もおり、合コンのために初めて美容室に行き、眉毛も初めて整えたと明かしていました」(WEBメディア記者)
こうした“事情”を知らずに心無い声を書き込むユーザーに対して、たぬかなも怒りをあらわに。29日午後に、Xでこう反論したのだった。
《合コン男性衆に当日は昼に風呂に入って、ユニクロで店員さんに服を選んでもらって、美容室に行っておめかしして来いっていうお触れを出したら「こんなの弱者男性じゃない!!」だそうですね。みなさんそんなにダサいブサイクみて笑って楽しみたかったんですか?》
さらに30日には「質疑応答」として、寄せられた質問にXで回答を示していた。
《ハゲがいない!→病気の丸ハゲがいた
デブがいない!→デブは努力でどうにでもなるので落とすと配信で伝え済み
弱者じゃない!→知的障害二級や精神障害二級等、参加者ほぼ手帳持ち なお一級の方は辞退されていた 選考時点では顔写真を貰っていない
金儲け→参加者は男性女性ともに無料》
《ファンミーティングでは?→男性はむしろ私を知らない人ばかりだった。女性は何名かファンがいた
みんな服装がきれい→そんなことはなく、赤Tシャツに青短パンもいたし、VtuberのTシャツ着てるやつもいた
チビがいない!→ほぼ170センチ以下。
リプのやつら配信全く見てないやん!》
Xでは合コン参加者の外見だけで“弱者男性じゃない”と決めつける声に、異論を呈する声も上がっている。
《たぬかな合コンに「これは弱者じゃない」と文句をつけていた人々、ではどういう企画だったら満足していたのか?と考えると、何が出てきても結局文句をつけていた気がしますね》
《たぬかな主催の弱者男性合コンが本当の弱男が見えてないとか批判してるのがおるけど、少なくとも自分は弱男だと思って応募した人を指導して合コン開いてんだから、何もやらずに批判してる連中よりはずっと偉いよ》