10月28日から始まったプロ野球・日本シリーズオリックス対阪神の第2戦中継に出演したタレントの本田望結(19)。だがそんな彼女の取り上げ方について、テレビ局関係者の間で批判が集まっているという。
事情を知る芸能関係者が言う。
「本田さんは関西出身で、もともと野球にはそれほど興味を示していませんでした。転機となったのは2017年から5年間担当した関西テレビのローカルスポーツ番組『こやぶるSPORTS』。この番組でアシスタントに就任したことで関西にゆかりのあるアスリートを取材する機会に恵まれて、阪神よりも露出が少なく取材に協力的だったオリックスのキャンプにも足を運んだ。そこで今シーズンオフに米メジャーリーグへ移籍が濃厚とされるイケメン・山本由伸投手(25)と出会い、“ガチのファン”に。一時はSNSで山本への想いがあふれかえり、オリックスファンから警戒される書き込みが殺到しました」
そんななか、テレビ東京は本田になんとオリックス情報のリポーターとして出演をオファー。当日の本田は試合開始3時間前に球場入りし、しっかりとメイクをしてから中継に臨んだというが……。
「オリックスの選手が座る一塁ベンチすぐ横にある通路がテレビ、ラジオ局のオリックス情報リポーターの控え場所になります。本田さんも最初から最後までそこに陣取りました。
ところが中継が始まると、目の前にセッティングされた“本田カメラ”がいきなり作動。マイクを持って『ベンチリポートを担当させていただく本田望結です』と話し始めると、その後も中継中にワイプで本田の顔が出てきては大したことのないオリックス選手のエピソードを披露。明らかに試合から逸れる演出が連発したのです。
そのため、他の中継局関係者からは試合後に『うるさかったよね……』と明らかに煙たがられる様子がありました」(スポーツ紙野球デスク)
さすがにタレント業も長いため、出演自体はそつなくこなした本田。だが、中継を見て呆れていたのはやはり在京テレビキー局の面々だった。
「野球中継の注目度が以前より低下している中で、今回は関東地区の野球ファンからすれば興味を持ってもらいにくい対戦カードとなりました。そのためCM出演などもする本田さんに白羽の矢が立つのはいいとしても、『あれはさすがにやりすぎ。“過剰露出”の結果、野球中継を純粋に楽しみたいファンを逃してしまったのでは』といった厳しいも上がっていますね」
本田が出演した第2戦はオリックスが阪神相手に8対0で快勝した。それが、せめてもの救いだったのかもしれない。