女性記者による秋ドラマ座談会「漫画原作がどれも面白い」
画像を見る 2桁台の視聴率をキープしている『下剋上球児』(C)TBSスパークル/TBS 撮影:ENO

 

■漫画原作のドラマはどれも面白い!

 

A:“イケオジ俳優”の活躍も目立ちますね。

 

H:イケオジといえば、『コタツがない家』(日本テレビ系・水曜22時~)でヒロインの小池栄子(42)を困らせるダメ夫の吉岡秀隆(53)とダメ父の小林薫(72)が最高!(笑)

 

A:『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系・金曜21時~)で新人弁護士の平手友梨奈(22)と彼女を支えるムロツヨシ(47)も、それぞれ役にぴったりですよね。人生経験豊富な大人が若手の才能を伸ばすところは、『パリピ孔明』(フジテレビ系・水曜22時~)と重なるところもあります。

 

S:向井理(41)の諸葛孔明が、とにかく素晴らしいキャスティング! 高身長だからこそ似合うあの衣装とか、制作陣が向井理の生かし方をわかってる(笑)。

 

N:パフォーマンスのクオリティーが高いライブシーンも見応えがありますよね!

 

A:『パリピ孔明』もそうですが、漫画原作の作品はどれも面白いですね。『ゆりあ先生の赤い糸』(テレビ朝日系・木曜21時~)は、菅野美穂(46)演じる主人公が、夫の介護だけではなく、夫の彼氏、彼女やその子どもまで引き受けちゃうところがすごい。

 

H:在宅介護がリアルに描かれているし、現代社会の問題があれこれ盛り込まれているけれど、重くなりすぎず、物語に入り込みやすいと思う。

 

S:私は、『フェルマーの料理』(TBS系・金曜22時~)の初回を見て、個人的には原作を超えた! と感激しました(笑)。数学と料理の相関性とか、漫画では難解でわかりにくかったところが、ドラマではうまく描かれています。

 

A:同じく漫画原作の『セクシー田中さん』(日本テレビ系・日曜22時30分~)は、私自身、ベリーダンス経験者ということもあって激推ししています(笑)。木南晴夏(38)演じる田中さんのようにきらびやかなメークと衣装をまとっているダンサーの顔とふだんの姿にギャップのある人が実際には多いし、彼女の熱心なファンが男性ではなく女性というのも、すごくリアルだなあって。

 

N:恋愛に不器用なところにも共感するし、“自分の幸せは自分で決める”というメッセージも刺さります。

 

S:劇中で朱里(生見愛瑠)が憧れる田中さんが別にすごい人じゃなくて、彼女も彼女なりに悩みを持っている“普通の人”というのもいいですよね。

 

A:年齢や属性だけでなく、その人のバックボーンや価値観によって刺さるドラマやシーンがこんなにも違うのは興味深いですね!

 

【本誌記者たちのBEST3】

50代記者H:1位『コタツがない家』/2位『ゆりあ先生の赤い糸』/3位『パリピ孔明』
30代記者S:1位『コタツがない家』/2位『セクシー田中さん』/3位『家政婦のミタゾノ』
30代編集A:1位『セクシー田中さん』/2位『きのう何食べた? Season2』-/3位『ゆりあ先生の赤い糸』
20代大学生N:1位『きのう何食べた? Season2』/2位『いちばんすきな花』/3位『セクシー田中さん』

 

次ページ >【写真あり】ヒロインへのピュア笑顔にキュン『マイ・セカンド・アオハル』

関連カテゴリー: