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「アニマル柄はここ数年の大きなトレンドで、そのなかでもパイソン柄はもはや定番アイテムです。パイソンとはニシキヘビのことを指します。ヘビは脱皮を行うさまが『再生』を象徴し、縁起がよく金運が上がると言われているため、パイソン柄は特に女性人気が高いですね」

 

本誌がファッションチェックをお願いした女性誌スタイリストが注目したのは永野芽郁(24)の私服姿の足元だ。

 

永野をキャッチしたのは曇り空で冬らしい寒さとなった1月中旬の朝、都内近郊の病院。玄関口に1台の車が停まり、“ヘビ柄”パンプスを履いた永野がテイクアウトのコーヒーを片手に颯爽と降りてきた。彼女の私服について前出・女性スタイリストはこう続ける。

 

「コーデ自体は王道スタイルですが、それぞれのアイテムにこだわりを感じます。オーバーサイズのジャケットは難しいアイテムですが、細身のデニムと合わせてYラインのシルエットを作ることでうまく着こなしていますね。さらに、パイソン柄のパンプスをシンプルなコーデのアクセントとして取り入れつつ、ジャケットの色味とリンクさせているのもおしゃれだと思います」

 

永野がおしゃれに気合いを入れてやって来たのは、ドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ系)の撮影現場だ。

 

「永野さん演じる“雨”が、事故に遭ってしまった山田裕貴さん(33)演じる“太陽”のために、心を差し出すという設定の切ないラブストーリーで、彼女は徐々に五感を失っていく難しい役柄に挑戦しています」(制作関係者)

 

この日の撮影は病院が舞台のシーンだったという。

 

「撮影には永野さん、山田さんのほか、雨の祖母役である余貴美子さん(67)も参加していたそうです。永野さんは山田さんや余さんとの息もばっちりで、撮影はかなり順調に進んだとか。ほとんどすべてが一発撮りで、NGも出なかったそうです」(前出・制作関係者)

 

2時間ほどで撮影を終えた永野は帰りの車に乗り込む際、スタッフに見送られて満面の笑みを浮かべた。

 

「6年前に朝ドラ『半分、青い』のヒロインを務めて以降、清楚で天真爛漫な印象が強い永野さんですが、最近は金髪にしたり、ハーレーダビッドソンに乗ってみたりと少しずつイメージチェンジを図っているように感じます。女優としては一つのイメージで固まってしまうよりも、色々な役柄が演じられた方が幅も広がります。永野さんにとって月9初主演となる今作でもいろいろな演技や表現を模索していて、手応えを感じているのでしょう」(前出・制作関係者)

 

今回のドラマは永野にとって、ヘビのように脱皮をして新境地を開く作品になるかもしれない。

出典元:

WEB女性自身

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