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「芦原妃名子さんの尊い命が失われたことに、本当に悲しいやるせない気持ちです。原作者の方の意思を尊重するというのは当然のことです」

 

1月31日放送の『news zero』(日本テレビ系)で、メインキャスターの有働由美子(54)が声を振り絞って伝えたコメントが反響を呼んでいる。

 

番組では同局で放送された連続ドラマ『セクシー田中さん』の原作者・芦原妃名子さん(享年50)の急逝を受け、同日に遺族が小学館を通じてコメントを発表したことを取り上げた。

 

遺族のコメントでは、《突然、最愛の家族を失い、私たちは茫然自失のただ中におります。取材のご依頼をいただいても、とてもお話できる状況にはありません。また、こうした状況下、見知らぬ方から声をかけられることに怖れを抱いております。どうぞ、今はそっとしておいていただき、静かに見守っていただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます》と苦しい胸中が綴られていた。

 

このコメントを読み上げた有働は、「ご遺族の皆様に心からお悔やみ申し上げます」と深々と頭を下げた。だが、すぐに顔を上げることはなかった。有働は何かを考えるかのように押し黙って視線を床に落とし、キュッと唇を結ぶと、カメラに向かって冒頭のように哀悼の意を示した。

 

そして、「この件については、何がどうして起きていたのか、関係各所の調査が必要です。そしてその調査は誠実に、そして慎重にすることが大事だと思います」と呼びかけたのだった。

 

そんな有働の意を決した“提言”には、《有働さん、ほんとにありがとう》《切り込んだ発言は、有働さんの独断なのか現場の判断なのかわからないけど、覚悟を感じた》と称える声がSNSで上がった。

 

「芦原さんは亡くなる直前、Xで『セクシー田中さん』のドラマ化をめぐる“脚本トラブル”を明かしていました。ドラマ化にあたって《「必ず漫画に忠実に」。漫画に忠実でない場合はしっかりと加筆修正をさせていただく》などの条件を、小学館を通じて日テレに伝えていたそうです。しかし提示した条件は反故にされ、プロットや脚本は大幅に変えられることに。芦原さんはこうした経緯から、ドラマの9話・10話の脚本を自ら執筆したといいます。しかしトラブルの全容が解明されないまま、芦原さんが急逝してしまうという最悪の結末を迎えてしまいました」(出版関係者)

 

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出典元:

WEB女性自身

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