連続ドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)の原作者・芦原妃名子さん(享年50)が急逝して、1週間あまりが経った。SNSや情報番組ではメディアミックスのあり方について議論が交わされているが、芦原さんが打ち明けていた“脚本トラブル”の真相は未だ判然としない。
「芦原さんは1月26日にXで、本ドラマの9話・10話の脚本を自ら執筆した経緯を明かしていました。原作漫画が完結していないことから『原作に忠実に』など小学館を通じて条件を提示するも、脚本やプロットは大幅に改編されていたそうです。この“告白”が大きな注目を浴びたためか、芦原さんは一連のポストを削除。《攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい》との言葉を残し、この世を去ってしまいました」(テレビ局関係者)
芦原さんの逝去を最初に報じた日本テレビは、同時に発表した追悼コメントで“芦原さんの許諾をもらった脚本を決定原稿として放送した”とのみ説明。次に発表したコメントでは、《日本テレビの責任において制作および放送を行った》としてドラマ関係者への誹謗中傷は止めるよう呼びかけていた。
いっぽう原作漫画の発行元である小学館も、1月30日に追悼コメントを発表。しかし両者からは、“脚本トラブル”について詳細な説明はなされていない。