2月28日放送のトークバラエティー番組『これ余談なんですけど…』(テレビ朝日系)で、出演者による薬剤師に関する発言が批判を集めた問題。
まず3月1日にMCのかまいたち・濱家隆一(40)がXで謝罪し、5日に番組側も公式サイトへ謝罪文を掲載。さらに濱家は7日にも再びXを通じて、約600字に及ぶ謝罪文を公表したのだった。
発端はかまいたち・山内健司(43)が、医師の診察後に処方箋を調剤薬局に持参したエピソードを披露したこと。薬剤師に「どうされたんですか?」「お熱、今あるんですか?」と、医師と同じように問診されイライラしたという。
山内は「これ(処方箋)もらって渡してるねんから。さっさと薬もらって帰りたいのに」と不満を漏らし、「あれもう全然要らん時間やなって思っちゃう」とコメント。この意見に濱家も同調し、「薬剤師さんも医療に携わってるから、一応、“医者憧れ”みたいなのがある」と述べていた。
一連の発言はネットニュースでも取り上げられ、“薬剤師軽視”として炎上する事態に。濱家は3月7日に改めて公表した謝罪文のなかで、発言してしまった経緯を説明しつつ《薬剤師という仕事を馬鹿にしているなんて事は全くありません。全ての職業をリスペクトしています》と釈明。その上で、《メディアに出る人間として、 この発言を誰がどんな気持ちで受け取るか 考えが至っていない時点で絶対に良くない発言でした》と反省の弁を綴っていた。
ネットやSNSでは主にかまいたちの発言が取り沙汰されているが、この会話に参加していた“ある女性芸人”にも厳しい視線が注がれている。
その人物とは、同日の放送回にゲスト出演していた元アジアンの馬場園梓(43)。番組内で山内のイライラ話に共感し、笑いながら「だってそいつ(薬剤師が)見たって薬変わらへんからな」と語っていたのだ。
そんな馬場園の元にも批判の声は届いていたようで、29日にXで《全然知らんかった!アホですいません!》と謝罪。薬剤師の友人に《我々の仕事は医師が処方した薬を最終チェックする役目があるんやで!と言われました》と明かし、自らの経験と重ねて《あくまで決定権とかは無く 保管してる薬の中から言われたやつを出す仕事やと思ってました!》と知識不足を反省。最後は《薬剤師の皆様、 すいません! いつもありがとうございます》と、締めくくっていた。
濱家よりも一足先にXで謝罪した馬場園だったが、その対応には“違い”もあるようで……。
「馬場園さんは即座に自らの非を認めて謝罪しましたが、そのいっぽうでXやInstagramで批判や抗議のコメントを寄せるユーザーをブロックしているというのです。Xでは《馬場園さんにはブロックされました》《え?これぐらいでブロックする?》と、ショックがる声が散見されています。また馬場園さんが謝罪文を綴った投稿では、複数の批判コメントが非表示にされていました」(WEBメディア記者)
こうした行動も影響しているようで、馬場園に対していっそう厳しい声が上がっている。
《かまいたちの発言、ひどいけどさ。私は馬場園さんの「そいつら」って言うのがどうも。ある職業の人に向かって“そいつら”っていう人だったのかと。下に見てるよね。謝っても、これはもうね》
《かまいたちの濱家さんがめちゃくちゃ誠意ある人やな…素直に分からなかった知らなかった申し訳ない!って伝わってきて良い人なんだろな〜と感じた反面、自分に正当な意見をしてくる人をブロックするという謎行動してる馬場園さんは逆に今まで良いイメージだったけど実際全然そんな事なくて(笑)》
《馬場園が一番ひどく感じるわ》