堂本光一 事務所と闘う「退所したらキンキ名乗れない」問題…決裂の場合は退所の意志も
画像を見る 堂本剛と並ぶ光一

 

STARTO社の社長・福田淳氏は、NHK朝ドラ『あまちゃん』(’13年)でブレイクしたのん(30)のエージェントとしても知られる。

 

のんは前事務所との独立トラブルにより本名である“能年玲奈”を名乗れずにいるが、福田氏はこの問題についてインタビューで次のように語っている。

 

《(のんと)同じくらいの年の娘がいるんですよ。子どもを持つ父としても、正義感からしても、のんに起きていることは許せないと思いました》(「J-CASTニュース」’23年9月30日配信)

 

前出の松本弁護士によると、「事務所やレコード会社との交渉次第では、辞めた後もグループ名を使い続けたり楽曲を自由に披露したりすることは可能」だという。

 

「福田氏は、“能年玲奈”という名前を使えなくなった不条理を間近で見ていました。それだけに、キンキやほかのタレントに対しても、退所後も自由に活動できるように交渉に応じるはずです。

 

番組で光一さんが語っていた『まだ詰めているところ』というのは、こうした権利関係の整理を事務所と相談しているということなのではないでしょうか。

 

今後は事務所との契約形態が多様化し、メンバー全員で独立を選ぶグループが出てくるかもしれません。その際、グループ名が使えなくなったり、これまでどおりに曲を披露できなくなる無念を後輩に味わわせたくないと光一さんは思っているのでしょう」(制作関係者)

 

前出の芸能関係者も言う。

 

「月に一度は後輩とともに舞台稽古を行うなど、光一さんは後輩と固い信頼関係を築いています。

 

剛さんとともに退所するという選択肢もあったはずですが、光一さんは“後輩たちを投げ出すことはできない”と責任感をのぞかせていました。所属タレントのなかでも年長で、事務所と交渉しやすい立場だという自覚もあるのでしょう」

 

光一の覚悟は後輩のためだけではない。キンキとして歩み続けたいと強く願っているのだ。

 

「光一さんも剛さんも、グループ名に強くこだわってはいないといいますが、“KinKi Kids”という名前を非常に大切に思っているというのが本音です。

 

楽曲についても、剛さんは退所にあたり権利の問題を気にかけていました。名だたる作曲家・作詞家たちが生み出したキンキの楽曲は財産ですから、今後も歌い続けたいという思いは光一さんも同様でしょう。

 

光一さんは今後も事務所側と丁寧に交渉していくはずですが、万が一決裂した場合には即座に退所するというほど、強い気持ちを持っているといいます」(前出・制作関係者)

 

積み上げた“アイドルの財産”を守り続けるため、闘う光一。その思いは必ず結実するはずだ。

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