「突然のことでビックリして。2~3週間前に事務所が無くなるという話をマネジャーさんを通して聞きました。ショックでしたし、どうしよう、という思いにはなりました…」
3月27日、『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(文化放送)に生出演した後、報道陣の取材にこうコメントした壇蜜(43)。この日、一部で自身が所属する芸能事務所「フィット」が破産手続きに入っていることが報じられた。
「フィットと、その関係会社であるエンプロ、ロジックの3社が、3月22日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けました。所属タレントにも動揺が広がっています」(芸能関係者)
壇蜜は今後、現在の担当マネジャーと2人で芸能活動を継続していくといい、「まずは、これから私がお仕事を続けていくことをちゃんと見据えて、1日1日を大事に生活していければなと思います」と語った。
フィットには壇蜜、吉木りさ(36)をはじめ、50名超のタレントが所属していた。
同日、以前「フィット」に所属していたタレントで実業家の杉原杏璃(41)は、Xに次のような投稿をしている。
《何千万だと少しくらい愚痴りたいよね》
この“意味深投稿”にはフォロワーから、
《事務所給料未払いの件?》
《そのレベルだったんですか!?少しじゃなくて大いに愚痴りましょう》
など、心配の声が寄せられていた。
「杉原さんは、3月8日に今後はフリーで芸能活動をしていくことをXで宣言していました。同時に、フィットのホームページ上で自身の名前が『かなり前からギャラ未払いのまま突然なくなった』と明かしており、ギャラに関するトラブルがあったことをほのめかしています」
その額が“何千万単位”だったということなのだろうか…。
「杉原さんはグラビアアイドルとして人気を集めた後、近年では株式投資や不動産投資のノウハウに関する書籍を執筆するなど、実業家としての活動を広げています。30万円ほどの資金を元手に投資歴17年で資産1億円を超える“億り人”になったといいます。投資を始めたきっかけについては、『上京したてのアイドルで、大人の人に“世の中を知らない”と言われたのが悔しかったから』と話しています」(前出・芸能関係者)
マネーに関するスペシャリストの杉原だけに、数千万円単位の問題があったとすればそのショックは計り知れない。トラブルが無事に収まることを願うばかりだ。