サッポロビールは5月2日、世界的に活躍するダンサー・RIEHATA(33)が出演する新CMの広告展開を見送ることを発表した。
主力商品「サッポロ生ビール黒ラベル」の本CMは妻夫木聡(43)との共演で、「大人エレベーター」シリーズ第44弾が4日から全国で放映予定だった。「波動篇」「ダンスとは」など9タイトルのCMが制作され、リリース発表のあった1日からはホームページで先行公開されていた。
だがいっぽうでRIEHATAの出演をめぐっては、「未成年時に飲酒していたのではないか」との疑惑が浮上。彼女が綴った過去のブログがXで拡散し、CM起用に異論を呈する声が多数上がっていたのだ。
サッポロビールは今回、ホームページを通じてこう声明を発表している。
《本広告へ新たに起用したタレントについて、様々なご意見を頂戴しております。飲酒に関するご意見を踏まえ本人への確認を行いましたが事実とは異なる旨の回答をいただきました。当社としましては総合的に判断し、現在予定している広告展開を見送ることとしました》
間接的にではあるが、“未成年飲酒疑惑”は「事実とは異なる」と否定したRIEHATA。騒動を受けて5日未明には、Instagramで長文の謝罪文を投稿していた(現在は削除済み)。
《CMが見送りになった原因として、私の昔の日記を掘り出した方がいて、今となってはお恥ずかしい面をお見せしてしまい申し訳ありません》と詫び、《現在33歳になりましたが、あの頃は若く身勝手で多くの人に影響を与えることや責任感が無く本当に未熟だったと思います》と反省。
続けて《過去は過去ですがまだまだ人として母として、人生勉強していかなければなりません。これからも経験から学び、成長し努力していきます》と、前向きに綴っていた。また文章の後半では、《ネットで“叩き合うことが簡単で当たり前”な世の中はおかしいと思います!》とも主張。その上で、こう呼びかけていた。
《他人の日々ばかりきにしてヘイトする人生もったいないです。あなたこそ絶対に笑顔で幸せになってもらいたいです!命を大切に生きて、人の良いところをいつも探していたいです》
ところが“お蔵入り”となったはずのCM動画を添えており、たちまちRIEHATAに厳しい声が相次ぐ事態に。
《RIEHATAさん…HPからもCM削除されてるのに自分のインスタに載せていいの?お蔵入りの意味わかってる?》
《一番あり得なかったのはお蔵入りになったCMアップさせてた事だよね》
《RIEHATAさん中止になった CMあげてたけど許可取れてるのか?》
こうした批判だけでなく、なかにはサッポロビールのアカウントに“通報”するユーザーも散見された。すると直後にRIEHATAのアカウントから、謝罪文を綴った投稿が削除されてしまったのだった。
「RIEHATAさんといえば、BTSやKing&Princeなどの振付を手がけてきた実力者。元King&Princeの平野紫耀さん(27)が現在所属するNumber_iの楽曲『GOAT』も、担当しています。平野さんが彼女を“ヤバいダンサーさん”と慕うなど、アーティストたちから尊敬されている存在です。
いっぽうでRIEHATAさんは、以前も“世間の声”に向き合っていました。平野さんと服がお揃いだったり、写真のポーズが似ていたりすると、一部ファンから“親密さを匂わせている”と心無い声が寄せられていたのです。
そうした状況を受け、RIEHATAさんは今年1月に《私は息子二人と暮らして、家族以外の時間は仕事だけを全うしています。勘違いをされている方、どうかご安心ください 》とXで異例のコメントを発表。数々の超人気グループを手がけているだけに、アンチの存在にも悩まされているようです」(音楽関係者)
影響力が大きいゆえに、一挙手一投足に注目が集まってしまうようだ。