「魔女の谷」グーチョキパン屋の屋根裏部屋 /(C)Studio Ghibli 画像を見る

2024年3月に「魔女の谷」がオープンし、5つのエリア全てがそろったジブリパーク。7月分の予約は5月10日から、必見のスポットをジブリ大好き女優・太田唯さんに伺いました。

 

【魔女の谷の必見】物語の中をのぞき見した気分になるキキの屋根裏部屋

 

「新しくオープンした魔女の谷は選ぶのに迷っちゃうほど見どころがいっぱい! 特に私が好きなのはキキの屋根裏部屋です。物語と同様、グーチョキパン屋さんの裏庭にある階段を上がると屋根裏部屋が。この場所に行くと『あぁ、キキは一人でちゃんと暮らしているんだなぁ……』と実感できて、キャラクターの生活をのぞき見している気がするんです」

 

ジブリパーク初の乗り物に子どもたちのテンションもUP!!

 

■キキの箒にまたがれる! メリーゴーランド

 

『魔女の宅急便』『もののけ姫』『ハウルの動く城』といった作品に登場する乗り物や動物・キャラクターをモチーフに装飾されていて、どれに乗っても楽しそう!

 

■ラピュタの飛行船を中心にぐるぐる!フライングマシン

 

メリーゴーランドとともに「年に一度、村にやってくる移動遊園地」をイメージした子ども向けの乗り物遊具。モチーフは『天空の城ラピュタ』で、中心にはラピュタとタイガーモス号が。

※フライングマシンは大人のみの利用はできません

 

■魔女の谷

 

『ハウルの動く城』『魔女の宅急便』『アーヤと魔女』など魔女にまつわる作品をイメージしたエリアで、作品に登場する建物や街並みなどが楽しめる。ジブリパーク最大の広さで、建物・施設数も多い。ヨーロッパ風の雰囲気や建物の中を楽しみながら、遊具で遊んだり、「グーチョキパン屋」でパンを買ったり、レストラン「空飛ぶオーブン」でおなかを満たして楽しもう。オリジナルグッズが満載のショップ「13人の魔女団」もお忘れなく。

※ハウルの城、魔女の家の建物内部は「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」で観覧できます。

 

【もののけの里の必見】スタッフさんの元気と活気がとっても楽しい五平餅炭火焼体験

 

「もののけの里は景観の美しさはもちろんですが、個人的に大好きなのはタタラ場の五平餅炭火焼体験。元気なスタッフがタタラ場の活気をほうふつとさせます。スタッフのみなさんに教えてもらって作るのはとっても楽しく、あのタタラ場の歌が流れてきそう! 景観と人から作品の世界を味わっていただきたいです」

※五平餅炭火焼体験は別途有料

 

■もののけの里

 

『もののけ姫』をイメージしたエリアで、里山風景の中に「タタラ場」がある。ここでは愛知県の郷土料理「五平餅」の炭火焼体験が可能(有料)。ほかにもキャラクターを模した全長7.6m、高さ3.4mの大きなすべり台「乙事主(おっことぬし)」や、全長約9mのオブジェ「タタリ神」が。食べて、写真を撮って、あとは『もののけ姫』にちなんだオリジナル・限定グッズがある「もののけの里 休憩処」で、お土産もぜひ!

 

【どんどこ森の必見】知らないけど懐かしい昭和30年代の息遣いを感じるサツキとメイの家

 

「サツキとメイの家の見どころはなんと言っても“本物”であること。本当に住めるように作られています! 『トトロの物語の舞台は昭和30年代である』ということから、昭和初期の建築様式で作ったそう。骨組みから本物の家です。床や柱、屋根の上まで注意深く観察してみてください。生活の息遣いが感じられると思います!」

 

■どんどこ森

 

『となりのトトロ』をイメージしたエリア。森の中を歩いていくとトトロを模した子ども向け遊具「どんどこ堂」が現れて気分がアップ! 見どころのひとつ「サツキとメイの家」は炊事場、風呂場、茶の間など昭和の生活を感じることができる内装。映画のシーンをほうふつとさせる細かい作り込みには思わずうなる。

※サツキとメイの家の建物内部は「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」で観覧できます。

 

【青春の丘の必見】地球屋にある映画に登場したからくり時計が動き出して感激!

 

「『耳をすませば』に登場する地球屋は、バイオリン職人を志す聖司くんのおじいさんが営むアンティークショップ。映画に登場したからくり時計もあり、時間になると映画と同じよう動き出します。地球屋ではスタッフさんにお願いすると見せてもらえるものがあるかも!?」

 

■青春の丘

 

『耳をすませば』『猫の恩返し』をイメージしたエリア。アンティークショップ「地球屋」、「ロータリー広場」、「猫の事務所」、「エレベーター塔」などがある。最初に来園者を迎えてくれるのが高さ約30mの「エレベーター塔」で、既存の施設をジブリパーク開園に合わせて改修したもの。

※地球屋の建物内部は「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」で観覧できます。

 

【ジブリの大倉庫の必見】所狭しと詰め込まれた展示品観察が楽しい哲学研究会の部室

 

「『コクリコ坂から』に登場する哲学研究会の部室は、ジブリの大倉庫の入口階段の真下。映画そのままのごちゃっと感がたまりません。個人的にここは細かな展示品に注目していただきたいです。置かれた物ひとつひとつが特徴的で、キャラクターが読んでいそうな哲学書などが取りそろえられていたりします。じっくり探してみてくださいね」

 

■ジブリの大倉庫

 

“ジブリ作品”がぎゅっと詰まった、まさに大博覧会。屋内エリアで、映像展示室や3つの企画展示、子ども向けの遊び場やカフェなどがあり、ジブリ作品の世界観にひたれる。第96回アカデミー賞長編アニメーション映画部門賞を受賞した『君たちはどう生きるか』のオスカー像が、8月ごろまで期間限定で展示されている。

 

【PROFILE】

太田唯さん

女優、「家中がジブリだらけ」というほどのジブリファン。「スタッフの方に話しかけると、見どころを教えてもらえるかも!?」

 

(C)Studio Ghibli

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