■「おそらくね、粗品は人を見てると思うのよ」
西川が粗品について触れたのは、今週のお笑いニュースに、「お笑いハンター」の西川が切り込むというコーナー。パーソナリティーのますだおかだ・増田英彦(54)から「気になるニュースあります?」と振られると、西川は「粗品君ね、最初、彼をちょっと僕、買ってたんよ。霜降りの」と、切り出した。
西川は、「最近の彼の言動がちょっと僕いかんせん違うな思うのがね、宮迫のことを“おもんないわ”って言うたよね。フェアやないねんね。何でかというたら、さんまちゃんも同じこと言うたけどね。おそらくね、粗品は人を見てると思うのよ」と苦言。
さらに、「あれがね、雨上がり決死隊で吉本におって、闇営業の前でバリバリやってるときの宮迫に言う粗品だったら、僕は認めてあげんのよ。ちょっとやっぱ前と状態違うわね。その宮迫に対して言う粗品は違うと思うんや。それは僕はフェアやないって言いたいんよ。木村拓哉も言うたわね。木村拓哉があんな男、相手するわけないやん! 相手したら粗品が得やん。昨日の小池百合子さんと蓮舫みたいなことなるよ」と、宮迫の立場が落ちている状態で粗品が攻めることに違和感を感じていると明かした。また、粗品が、“木村拓哉”に毒を吐いていることについても不服な様子だった。
さらに西川は、“あいつおもんない”とか言うのは、居酒屋などオフの場面ですべき話だと指摘。自身も粗品と接点があるとしながらも、「僕らには言えへんのよ。言うてくれてもええのよ。ただね、現に吉本おって、ちょっと仕事してるヤツには言えへんのよ。宮迫やめてるやん。自分とこ、来ないの分かってんの。それがフェアやないって言いたいねん」と私見を呈した。また、「宮迫は途中で大人して、“僕は負けました”言うたよね。あいつの中で僕は大人した思うわ」と宮迫を労う場面もあった。
とはいえ、霜降り明星に対するフォローも欠かさなかった。西川は、「いま霜降りも岐路に立ってんのよ。ちょっと番組の本数が減りだしてんのよ。僕はせいやにも粗品にも言うたときあんのよ。“仕事って減りだしたときが一番面白い”言うて。もっと言えば、全部なくなったときが一番ホンマに面白い。何でか言うたら、守りに入って“いいように見てもらおう”とか思ってないから」と、今後の可能性を提示。自身も、レギュラーを多数抱えている時よりも、今の方が面白いとし、霜降りについて「あいつらレギュラーゼロになった方が面白いと思うよ」と述べていた。
粗品の率直な物言いに対して、魅力を感じるファンが多いのも事実。しかし、今回の宮迫との舌戦は波紋を呼び、さんま、そして西川といった大御所まで巻き込むこととなった。この反響を果たしてどう受け止めるかーー。