■中田が語った石丸氏への興味「かなり存在感示せるよね」
動画内では「『絶対に1票入れろよ』ってなったらすごいムズいね」と候補者を選びかねていた中田だが、“新星”の石丸氏には強い関心があるようだ。
安芸高田市の市長を辞し、「東京を動かそう」をスローガンに今回の都知事選に臨んだ石丸氏。’22年6月の市長時代には、居眠り議員らに「恥を知れ!」と激怒した姿がYouTubeで注目を浴びたことも。Xのフォロワーはすでに44万人を超えており、ネットを中心に知名度を上げている。
自らもYouTubeで活動する中田は、こう興味を示した。
「石丸さんっていう新しい『YouTubeでバズってる』っていう市長は、一体どれぐらい票が取れるのか。この辺のバロメーターもすごい面白いと思うんだね。いいとこまで行けばさ、かなり存在感示せるよね。もうテレビとか出てなくても、『そんな影響力持ってんの』みたいな」
また、“彦根市長は新人でSNSを毎日更新している候補者が勝った”との前例を引き合いに出しつつ、「(ネット上で)コンテンツが多い、もしくは見やすい、探しやすいって人(候補者)が非常に有利になってくる」と言及。その上で、「石丸さんが都知事になるかどうかっていうと、周りの予想を見てても『そこまでは』ってなるけど。良いとこまで食い込むだけでも、インパクトはありますよね」と続けた。
中田は今回の候補者が大人数に及んでいることにも言及し、「その中に面白い人いるのでしょうけどね」としつつこう力説していた。
「でも、とにかく情報にアクセスすること自体がすごい難しいから、やっぱSNSとかYouTubeやってる立候補者は強いでしょうね。いやでも、ネットの影響力はやっぱり相当強くなってると思いますけどね」
かつて新聞やテレビが台頭した時代に、アメリカ大統領が上手くメディアを活用した例も紹介した中田。その上で“いまやネット時代”だとし、「SNSやYouTubeの活用が上手い政治家が伸びる」と石丸氏の名前を挙げていた。
こうした持論を展開した中田の元に、コメント欄では石丸氏との対談を求める声が寄せられている。
《あっちゃんと石丸さんの対談みたいな》
《選挙期間中に、YouTube大学で石丸さんと対談して欲しいです!》
石丸氏に関しては、フリーアナウンサーの古舘伊知郎(69)も自らのYouTubeチャンネルで「俺は推してるからさ」と明かしていた。中田の“推し”であるかどうかは定かではないが、注目の候補者であることは間違いないようだ。