《あーあ、ベース叩きつけてぶっ壊しちゃった笑笑。お疲れ様でしたー!#SADS》
7月7日、Xにこう綴ったのは人気ミュージシャン・清春(55)率いるSADSのベーシストであるYUTARO(46)。この日、SADSは東京・GARDEN 新木場FACTORYでライブを開催。そこでYUTAROはベースを壊したという。
続けてYUTAROは《こちらにもアップしときます!笑笑》と投稿し、Xにベースを破壊する様子を収めた動画をアップした。動画ではバンドとともに、黄色のベースを弾くYUTAROの姿が。しかし、YUTAROはどうやらベースにトラブルがあったようで、バンドの演奏が続くなか、ひとりだけ途中で演奏を止めることに。スタッフも袖から登場し、2人でベースを診ていたが、痺れを切らしたYUTAROはベースを頭上に掲げ、地面に叩きつけ、さらにそばにあったマイクスタンドを蹴り飛ばした。
YUTAROはトラブルによって衝動的になり、ベースを破壊したようだ。しかし、この動画が公開されると「楽器を破壊するな!」と物議を醸すことに――。Xではこんな声が上がっている。
《SADSの時のベースプレイ見ててかっこいいと思ってたけど、楽器壊す人はやっぱ残念だしダサいな》
《楽器を叩き壊す人がいるのはほんとに不快》
《今時楽器破壊はロックでもなんでもないだろ》
なかには、《パフォーマンスとしての楽器破壊は一つのカルチャーだって分かるけどあれは完全に八つ当たりじゃん。幼稚なだけじゃん》《楽器破壊パフォーマンスがダサいんじゃなくて、ぶん投げた理由がしょうもないし癇癪起こしてるだけにしか見えないのもキツい》など、「パフォーマンスではなく、自分の機嫌で壊している」点を指摘する声も。
また、《楽器破壊それ自体は別にって感じだけど それを「見てみて~」ってな感じで自分でSNSにあげると途端にダサく映るのなんでやろ》など、「SNSにわざわざアップすることに違和感を覚えた」という声も上がっている。一方で、楽器破壊パフォーマンスを擁護する人たちもおり、彼らはXにこう綴っている。
《楽器壊すのかっこ悪い!みたいな言説が飛び交っておりますが、私ら世代にとっては破滅に向かってすべてを破壊する美徳がありまして。サステナブルではないかもしれませんが、楽器を壊す自由も認めてくれませんか?》
《別に自分の機材なら何してもええやろ 損するの自分やし》
《そしてこう言うのを見て機材を大事にしろとか冷めた事言う優等生ぶってる奴はちょっと、、、仲良くなれないです》
YUTAROのベース破壊動画は159.3万ものインプレッションを記録している。大反響があった一方で、物議を醸すことになったようだ。