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復活の時を迎える明菜だが、もう一人の歌姫・松田聖子(62)もまた、新たなステージに挑もうとしている。

 

「現在はコンサートツアーの真っただ中で、もちろん日本武道館での公演もあります。というのも、聖子さんは武道館での公演数が125回超え。女性アーティストとして最多の記録です」(音楽関係者)

 

“聖子といえば武道館”という印象を持つ人も少なくないだろう。しかし彼女は最近、新たな場所に狙いを定めているようだ。

 

「“いつかは東京ドームでやってみたい”と話しているそうです。実はこれまで聖子さんは東京ドームでは一度もコンサートを開催していないのです」(前出・音楽関係者)

 

武道館の収容人数は最大で1万4千人ほど。対して東京ドームは最大5万5千人だという。

 

「近年は若い世代でも昭和の歌謡曲がはやっていて、親子で聖子さんのファンだという人も増えています。

 

しかし聖子さんのコンサートはファンクラブ会員が優先されるため、新規のファンはなかなかチケットを取れません。まだコンサートに来たことがないという人にも来てもらいたいという思いから、東京ドームを熱望しているのでしょう」(前出・音楽関係者)

 

意外な地域にもファン層は拡大していて……。

 

「6月、韓国の5人組ガールズグループ・NewJeansが開催した東京ドーム公演で、メンバーのハニが『青い珊瑚礁』を披露し話題を呼びました。ハニは青と白のボーダーシャツに白いプリーツスカートで登場。“聖子スタイル”を完全再現していました」(前出・音楽関係者)

 

ハニは『青い珊瑚礁』について《できるだけ同じような雰囲気を出してみたかった》とコメントしている。

 

「実は聖子さんの音楽性やアイドルらしいルックスはアジアでも人気で、『青い珊瑚礁』は以前から韓国でも知られている楽曲でした。

 

今回ハニが歌ったことで、韓国の主要音楽チャートで人気検索1位に急浮上。韓国国内でさらに聖子さんのファンが増えることを考えると、武道館の収容人数では足りなくなりそうです」(前出・音楽関係者)

 

従来のファンに加え、若者や海外ファンが訪れれば5万5千人の動員も問題なさそうだ。

 

「’80年代アイドル(単独)で、東京ドーム公演を開催した人はいません。日本の女性アーティストが単独で東京ドーム公演をすることもまれで、聖子さんが実現すれば’18年の安室奈美恵さん以来。最年長記録にもなります。

 

聖子さんがデビュー45周年を迎える来年が、東京ドームで初のコンサートをするにはふさわしいタイミングではないでしょうか」と、前出の音楽関係者。

 

62歳の初挑戦は勝算十分のようだ。

 

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