■出禁になった?『くりぃむナンタラ』で起こったまさかの事件
ファンが出禁となった番組ではないかとして挙げているのは、バラエティ番組『くりぃむナンタラ』(テレビ朝日系)。5月29日放送回では、新たなクズ芸人を発掘する企画「クズゲーム」を実施した。
この企画は、『くりぃむナンタラ』であることは伏せ、“大食い番組”という設定で集められた芸人たちを部屋に閉じ込め、さまざまな突飛な仕掛けに対するクズな反応をモニタリングするという内容だった。
そこにカシューナッツも《鬼越トマホークのYouTubeでお見送り芸人しんいちがクズ生態を暴露》したという紹介で参加。大食いとは無関係な、“部屋に1つだけ高級焼肉弁当を差し入れたらどうなるか”という仕掛けや、“モニターに映った人の悪口を言えばお金をもらえる”という仕掛けが続き、参加した芸人たちも困惑しつつクズっぷりを披露していく。
そんな中、最後に「この中に一人だけ(本当の)企画を知っている“内通者”がいます。そいつを当てたら賞金10万円」という仕掛けがだされた。もちろんこの企画を知っている“内通者”などいないのだが、芸人たちはそれぞれにいちゃもんをつけ“内通者”を強引に見つけ10万円を獲得しようとする。最終的に“内通者”としてカシューナッツが選ばれると、その表情にスタジオは「これ本当に知っている人の顔じゃないですか」と大盛り上がりで企画が終了した。
しかし、企画終了後にきつねの大津広次がカシューナッツに「(知ってたのは)カシューさんだったんですか?」と問うと、カシューナッツは「マジな話して良い? 聞いてたけど、聞いてない人のテイでお願いしますってずっと言われてた」と告白。しかし、“企画を知っている内通者を当てる”というのは、あくまで芸人たちの混乱ぶりを観察するための嘘のお題。カシューナッツが企画を知っていたはずはない。そのため、番組スタッフは「言ってないです」と戸惑っていた。
スタッフが「マネージャーから聞いた感じ?」と聞くと、「マネージャーさんもそうですし、元々あれ……? 最初の連絡が……」とカシューナッツもこの雰囲気がまずいと気づき焦りを露わに。最後、この番組がなにか問われると、これまた知っているはずはないのに、『くりぃむナンタラ』と答えていた。
後日更新された『くりぃむナンタラ』のYouTubeでは、上田はこの放送回について「本当に酷かったな」と振り返り、有田も「オンエア上は放送に耐えうるようになってたと思うんですが、現場はやばかったですね」とコメント。
収録後には、カシューナッツが企画を知っていた件についてマネージャーが詰められていたといい、上田は「あいつらが詰めてる現場は見た。廊下で詰めてた」と話していた。ことの真相は、プマネージャーと番組プロデューサーがやりとりするメールをカシューナッツが見てしまっていたことだといい、マネージャーはプロデューサーがそのタイミングにメールを送ってきたからいけないと言い訳したという。
本来知っていてはいけない“ドッキリ企画”を知ってしまっていたカシューナッツ。あまりの出来事に、出禁になった番組は『くりぃむナンタラ』ではないかと推測する人が続出しているのだ。果たしてことの真相は如何にーー。