8月31日から9月1日にかけて放送が予定されている『24時間テレビ47』(日本テレビ系)で、チャリティーマラソンのランナーに抜擢されたお笑い芸人・やす子(25)。
同番組をめぐっては、昨年11月に同局系列の日本海テレビ幹部社員による寄付金着服問題が発覚。打ち切りを求める声が上がるなか、テーマを「愛は地球を救うのか?」に変更し継続が決定した。
16日の制作発表記者会見では、パーソナリティを“24時間を24人でつなぐ”リレー形式を発表。恒例のチャリティーマラソンは「児童養護施設に募金マラソン」を掲げ、やす子とともに走る「市民ランナー」の募集も開始された。
しかし全国的に猛暑日が続く夏場のマラソンには、中止を求める声が後を絶たない。
「年々暑さが厳しくなっており、今年は“10年に1度の酷暑”とまで言われています。熱中症による搬送や死者も増加しており、すでに熱中症警戒アラートが発令されている地域もあります。『24時間テレビ』にとってチャリティーマラソンは、なくてはならない企画なのかもしれません。しかし、やす子さんがいくら元自衛官とはいえ、健康リスクを冒してまで挑戦させることなのでしょうか。こうした声はネットでも噴出しており、別の方法で寄付を募るなど見直しが求められています」(WEBメディア記者)
いっぽう大役を任されたやす子といえば、いまやバラエティ番組やCMで見ない日はない売れっ子芸人。7月4日にニホンモニターが発表した「2024年上半期TV番組出演ランキング(女性部門)」では2位にランクインし、出演回数は208回にも上った。なかでも目立つのは、日本テレビ系の番組への出演だろう。
「やす子さんは’21年放送の『ぐるナイおもしろ荘』への出演を機に、ブレイクしました。昨年は『2023年ブレイク芸人ランキング』1位に輝き、『ぐるぐるナインティナイン』の人気コーナー『ゴチになります!』でレギュラーに抜擢。これまでシーズンレギュラーで出演していた『ヒルナンデス!』も、今年7月から正式に木曜レギュラーに“昇格”しました。やす子さんがランナーを引き受けたのは、日テレに“恩返し”をする気持ちもあるのかもしれません」(テレビ局関係者)
そんな人気者のやす子に心配が集まるのは、猛暑による健康リスク以外にもう一つ理由があるようだ。
「多忙であることから、極端に休みが少ないことでも知られています。昨年末に出演した『お笑いアカデミー賞』(TBS系)では、『300連勤以上はしている』と告白。やす子さんは忙し過ぎて食事をとり損ねたり、収録中に『はい~』を言い忘れたりしたこともあったそうです。
とはいえ最近でも『休みが週3日あると不安になる』と語っており、仕事が減ることに不安を抱いてしまうようです。実際にある番組内で、『このまま消費されるだけで終わっちゃうのかな』と漏らしたことも。
いっぽう、体力を使うロケや精神的にダメージの強いドッキリの仕事も多い。本当はバンジージャンプやお化け屋敷のロケもNGにしたいそうですが、マネージャーが入れてしまうとか。過去には“ダイエットドッキリ”と称して、3日間連続で高層ビルの階段を最上階まで上るという苦行もこなしていました。
ただでさえ多忙なのに、マラソンに挑戦するとなれば事前トレーニングも加わります。視聴者の間では、やす子さんが“壊れてしまわないか”と不安が広がっているようです」(前出・テレビ局関係者)
17日には睡眠ゲームアプリ「Pokemon Sleep」のイベントに登壇した福原遥(25)が、「ぐっすり寝てほしいと思う身近な人」にやす子の名前を挙げていた。バラエティ番組で一緒になることがあり、「絶対多忙。走ったりされるみたいなので、早くゆっくりしてほしいなと思います」と慮っていた。
ネットでも“頑張り屋”のやす子に、同情を寄せる声が広がっている。
《とにかくやす子の身体が心配。特に膝》
《やす子は好きだからこそ、「応援したい」よりも「中止にしてほしい」が勝つ。熱中症はその場でだけでなく時間が経ってから症状が出ることもあるので、本当に頑張って完走した上で死んでしまうのではないかと心配》
《やす子、全然休みがなくて大丈夫か?っていろんな先輩方が表で言ってますよね。あまりノーと言えるタイプじゃなさそうだし、過密スケジュールにマラソン練習も加わって、本番の炎天下でもギブアップと言えなさそうで心配です》
《ただでさえ多忙で心配なやす子さん、、、これ以上ボロボロにしてどうすんの?》