■過去にも「晒し上げ」と批判が
令和の虎といえば、派生した「受験生版Tiger Funding」(現・令和の青い虎)でも過去に同様の批判を受けている。
昨年10月に投稿された「理III以外はカス」のセリフで有名な、立命館大学大学院を中退した元ホストの男性(31)が東京大学を受験するための出資を求めた回のこと。
男性がこれまでの経歴などを詳細に語り始めると、岩井氏が「あんまりダラダラしゃべらなくていいから。受験生版見たことあるの?」と一喝。その後もおぼつかない受け答えが続き、審査員たちを説得するには程遠いプレゼンとなってしまった。
男性も、審査員から投げられる厳しい指摘に対し「ここは応募した人を潰すところなんですか?」と発言するなど空回り。最終的に帰ろうとする男性に対し、岩井氏は「早く帰れ、ボケ!」と罵声を浴びせていた。
その後岩井氏は控室を訪れると、男性に「お前どういうことなんだ、一体? 何しに来たんだお前?」などと罵倒し続け、男性も「若者を潰して楽しいか?」「若者をいじめて楽しいか!」と反論し大荒れとなった。
この動画については、志願者の男性の受け答えに対しても多くの非難が寄せられた。だが、同時に《潰しにきてるは正解。若者じゃなくてこの子を。撮る側としては美味しいから、こうなることはわかっていて出演させたんだろ。だからこんな動画は見ない》《書類審査なり簡単な面接なりでオーディションはしないの? とにかく晒し上げるスタイルとはどうかと思うぞ》と、問題のあった志願者を晒し上げるような、企画の構造に対する批判も上がっていた。
今後、このような指摘をどのように受け止めていくのだろうか?