7月20日~21日にかけて放送された『FNS27時間テレビ 日本一たのしい学園祭!』(フジテレビ系)。総合司会を務めた霜降り明星の粗品(31)が物議を醸した宮迫博之(54)とのバトルを再燃させるなど、様々なシーンで毒舌を炸裂させていた。
いっぽう前半に放送された『千鳥の鬼レンチャン~サビだけカラオケ タッグモード大会~』では、相方・せいや(31)が登場した際に宮迫と親交の深い人気YouTuber・ヒカル(33)の名前が挙がる一幕も。
番組ではロックバンド「Novelbright」のボーカル・竹中雄大(28)とタッグを組み、人気企画「サビだけカラオケ」に挑戦したせいや。冒頭ではせいやが事前練習する様子を収めたVTRが映し出され、その際に被っていたキャップにスタジオメンバーが反応したのだ。
せいやが被っていたのは、SixTONESのジェシー(28)から誕生日にプレゼントされたクロムハーツのキャップ。これをめぐっては、ヒカルが今年5月に自らのバースデーパーティーで批判したことも話題に。宮迫とともに粗品への不満を爆発させていた流れで、せいやについても「クロムハーツの帽子似合ってねぇから。あんな趣味悪い帽子、よく被れたな。お前」と言い放っていた。
スタジオでVTRを見ていたダイアンの津田篤宏(48)はそれを思い出したのか、キャップを被ったせいやを見て「あ、あの帽子や」「なんか言われてたやつ」と反応。
粗品が「ヒカルに言われたやつです」と説明すると笑いが起こり、かまいたちの山内健司(43)はキャップを脱いだせいやを見るなり「ハゲてる、ハゲてる!」と興奮。濱家隆一(40)も「せいや!せいや!」と叫ぶなど、スタジオは大盛り上がり。
するとここで、千鳥の大悟(44)が笑いながら穏やかな口調でこう述べたのだ。
「ヒカルもハゲのこと言わんだけ、優しいやん」
だがそのいっぽうで、ヒカルは16日までに配信した自らのYouTubeチャンネルで大悟を酷評していた。
「そもそもの発端は、今年4月放送の『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)で粗品さんが『YouTuber、おもんないっすよね?』と出演者たちに意見を求めたことです。その際に大悟さんが『パパになれんかったやつらの集まりや』と、YouTubeを見ていた息子との会話を披露していました。
ヒカルさんは16日までに配信した動画で、『俺からしたら、ダウンタウンになれなかったくせに何言ってんの?ってなる』などと不快感をあらわに。5月下旬に配信されたYouTuberの相馬トランジスタさんとの対談でも、『(芸人が)俺にもなれないですからね』と反論していました。
2度にわたって大悟さんの発言に言及するとは、よほど癇に障ったのでしょう。とはいえ、大悟さんがヒカルさんの怒りを買ってしまったことを把握しているかどうかはわかりませんが……」(WEBメディア記者)
敵対心を燃やすヒカルとは対照的に、「優しいやん」と寛容な姿勢をとった大悟。人気芸人として、“器の大きさ”を垣間見せたようだ。