《ニッポン放送では番組基準というルールを設けており、他者を尊重しない誹謗中傷する行為については決して認めることができないと考えております。フワちゃんの今回の不適切な投稿は番組外での発信ではありますが、当社の考え方に著しく反するものであり、『オールナイトニッポン0(ZERO)』の降板を決定いたしました》
8月9日、ニッポン放送が公式サイトを更新。フワちゃんがパーソナリティーを務める『フワちゃんのオールナイトニッポン0』について、フワちゃんの降板を発表した。
フワちゃんは8月4日に、やす子のX投稿を引用し、中傷的なコメントを投稿。直接的に言及しなかったもののやす子はXで「とっても悲しい」と投稿していた。その日の夜、フワちゃんはXを更新し《本当にすみません。今ここで皆さんに報告することではないのですが、言っちゃいけないこと言って、傷つけてしまいました。ご本人に直接謝ります》とコメントするも、SNS上ではフワちゃんに対する批判が殺到した。
翌5日の27時からは『フワちゃんのオールナイトニッポン0』の放送が予定されていたが、同日の夕方に放送の休止が発表。また、6日にはフワちゃんが出演していたGoogleのスマートフォン・「Google Pixel」のCMが非公開となった。
Google社は各メディアに対し《Googleは、他者を尊重しない行為に関しては厳格なポリシーを有しています。この度は該当するタレントを起用したGoogle Pixelで展開している広告・販促物などの掲載を停止いたしました。契約関係につきましては、今後、Googleのポリシーに沿って適切に判断いたします》と、非公開の理由について説明。さらに、今後の契約についても判断していくと言及しており、厳しいコメントとなった。
また、来年度の中学校家庭科分野の教科書に掲載される予定だったが、発行元の教科書会社が文部科学省に訂正申請を行ったことも判明している。
「フワちゃんが失ったのは現在の仕事だけではありません。これまでフワちゃんは目上の人にタメ口を使う、遅刻を繰り返すなど自由奔放なキャラクターでブレイクしてきました。一見失礼な行動ですが、これまでは有吉弘行さんや和田アキ子さんなどの大御所芸人に可愛がられていること、Google社のCMにも出演していたことから“根はいい人”というイメージを抱く人が多かったのではないでしょうか。
しかし、今回の炎上で問題になった発言は、“いい人”とはかけ離れた、あまりに酷い内容のものでした。加えて、過去のサブスク内での暴言にも注目が集まり、“根はいい人”のイメージは崩壊。“他人を誹謗中傷する人”とのイメージに変わってしまいました。
世論だけでなくGoogleもニッポン放送も、今回のフワちゃんの発言については“他者を尊重しない誹謗中傷する行為”と、非常に重く受け止めています。このようなイメージがついてしまっては、オファーしたいというクライアントはほとんどいないでしょう。テレビや広告などに出演するのはしばらく難しいのではないでしょうか」(テレビ局関係者)
誹謗中傷による代償は大きかったようだ。降板などの処分について、ネット上では納得を感じたと言う声が相次いでいる。
《トラブっても仕事は減らない時期が、彼女を狂わせたのかな。そして、完全に調子に乗ってしまい取り返しのつかないところまで来てしまったような気がします》
《フワちゃん、人様に死ねと言う代償の重さを学べてよかったと思う。炎上しなければ言い続けてたんだろうし》
《フワさんへの行き過ぎた誹謗中傷はよくありませんが、発言によるこういった影響は自業自得感は否めない》