『アッコにおまかせ!』(TBS系)でMCを務める和田アキ子(74)の発言がまたしても波紋を呼んでいる。
8月11日放送の『アッコにおまかせ!』では、同日早朝に金メダルを獲得した陸上女子やり投げの北口榛花選手(26)について取り上げた。番組では金メダル獲得の秘訣として、北口選手が行っていた”験担ぎ”について紹介。フィールドにうつぶせになってカステラをほおばったり、蝶のピアス、金色のヘアゴムなどを着用する様子のVTRを流したところ、和田は笑いながら次のように述べた。
「あはは、なんか、トドみたいのが横たわってるみたいな。かわいいなあ」
和田本人としては、可愛らしいという意味での発言だったようだが、SNS上では、北口選手をトドに例えたことが「失礼すぎる」と物議を醸すこととなってしまった。
もともとは歯に衣着せぬ発言で支持されてきた和田だが、昨今はその発言により炎上を繰り返している。’22年12月には年内で同局を退社した国山ハセン(33)に対し「よく言ってたの、“英語しゃべれんのか”って。“全然しゃべれない”って言うから、“お前、その顔して英語しゃべれないのはおかしいよ”って」と発言し炎上。また、昨年3月には、WBC日本代表として活躍したラーズ・ヌートバー選手(26)について顔真似をしながらビーバーに例え批判が殺到した。
今年7月21日の放送回では、議会見学に訪れた小学生に、本会議中に“ディズニーツムツム”をプレイしていたと指摘された宮城県大河原町議の佐藤貴久氏について、「こんなこと言うと叱られるかもわからないけど」と前置きした上で「私はかわいいと思いました。だって小学生に指摘されたんだよ? ツムツムのゲームやって」とコメント。共演者が慌ててツッコむと「すみません、失礼な発言、してしまいました」と番組内で謝罪。視聴者からは“叱られるとわかっているなら言うな”との声が殺到した。
失言を繰り返す和田に対し、ネットやX上ではある人物を想起すると言う声が多々上がっている。それは、今年3月に36年間司会を務めた『サンデーモーニング』(TBS系)を勇退した関口宏(80)だ。
《和田あき子や関口宏って、基本的にアスリートを下に見てるんだよな。リスペクトしていれば「トドみたい」なんて発想が出てこないはず。さっさと消えて欲しい》
《第2の関口宏か》
《サンモ二の関口さんの時のようになってしまいましたね》
《金メダリストの北口榛花をトドみたいって言ったのか。サンモニの関口宏じゃないがもう潮時じゃないのか》
「和田さんと同じく、関口さんも同じ日曜日の朝の番組で炎上を繰り返してきました。‘22年2月には、北京五輪のスピードスケート女子1000mで金メダルを獲得した高木美帆さんについて元五輪選手の岡崎朋美さんが解説したものの、関口さんが『何がすごいんですか、この方は?』『なんかよくわかりませんが』と岡崎さんの発言を遮ると言う場面があり、『失礼過ぎる』『関口宏の暴走』と批判が続出。
同年3月には、元プロ野球選手の斎藤雅樹さんと上原浩治さんに対し『開幕(投手)って名誉なことなんですか?』と質問。『もちろんです』と答えた二人に対し『ああ、そうですか』返し、失礼だと炎上。‘23年11月には、フィギュアスケートの大会ルールについて『わかんない』を連発し”MCなら勉強しろ”との指摘が相次ぎました」(前出・スポーツ紙記者)
関口のように“勇退”を勧める声も上がっている和田。今年で39年目を迎える「おまかせ!」。40年目の“峠”を超えることができるのだろうか?