フリーアナウンサーの川口ゆり(29)が“男性の匂い”をめぐる投稿で炎上して所属事務所の契約を解除された件について、実業家のホリエモンこと堀江貴文氏(51)が私見を述べた。
問題となった川口アナの8月8日の投稿は《ご事情あるなら本当にごめんなさいなんだけど》と前置きした上で、《夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる。常に清潔な状態でいたいので1日数回シャワー、汗拭きシート、制汗剤においては一年中使うのだけど、多くの男性がそれくらいであってほしい…》(現在は削除済み)というもの。
投稿は賛否両論を巻き起こし、川口アナの所属事務所は《異性の名誉を毀損する不適切な投稿行為》として10日、川口との契約を解除する事態にまで発展した。
堀江氏は13日に自身のYouTubeチャンネルで「フリーアナ川口ゆりさんが男性の体臭めぐるSNS投稿で契約解消された件についてお話しします」という動画を公開し、持論を展開した。
動画の冒頭で堀江氏は、削除された川口アナの投稿を読み上げ、「いや〜、もうすごいですね、最近。こういった、例えば、ジェンダーが違う人たちに対して、“私たちはこうやってるけど、あなたたちはこうしなさい”みたいに、割と上からに見えたんでしょうね」と、男性の不興を買った理由を分析。
所属事務所に加え、ビジネスマナーの研修や講演などを行うプロダクション会社からも、契約を解除されたことについて「めちゃくちゃ大変なことになっていて、ちょっとかわいそう」と言いつつも、「今の時代、これぐらい書くと、こういう風になっちゃんだなっていう風に思いました」と代償の大きさに言及した。
また、女子はみんな頑張っているという主張もあったが「頑張ってないやつもいっぱいいるぞっていう。汚部屋女子とかいるじゃん? 部屋めっちゃ汚いやつとか、風呂何日も入らないやつとかいるじゃん」と、不潔なのは男性だけではないと指摘。
女性でも体臭が臭い人もいるが「若い女子にそんなこと言えないじゃん。だから多分、誰も言えてないんだと思います」といい、「だから多分、一生気付かないんじゃないんですかね?」と、女性がデリケートゾーンなど含め自分の匂いに気がつきにくい理由を推察。「そもそもそういったことに気をつけていない女子とかいっぱいいるんで」と述べ、「そういった人に当たったこともありますよ、正直。だけど、言えない。やっぱり」と、自身の経験を振り返った。
シャワーを浴びる、制汗剤をつける、脇スプレーをするなど、川口アナが指摘したようなエチケットに気をつけている男性は「すごく増えてきたと思います」という堀江氏。そういったこともあって「『お前に言われたくねーよ』みたいなことを思った人たちが多分、すごく反応したんじゃないかなと思います」と今回の炎上を分析した。
ただ、「契約解除は僕はちょっとかわいそうだなと思うんで、契約戻してあげて欲しいなと思います」と川口アナをフォローし、「男性も女性もね、みんなもうちょっと寛容になりましょう。こういったことでいちいちいがみ合っててもしょうがないんで」と騒動の鎮火を呼びかけた。
その上で、「ただ、体臭に関しては、男女問わずみなさん、特にこの夏場の時期はですね、臭くなることは多いと思うんで、みなさん気をつけた方がいいんじゃないかなと思いました」と、冷静に意見をまとめた。