幕開けとともに、能登半島地震、日航機が海保機という痛ましい出来事が相次ぎ、以降も衝撃的なニュースが駆け巡った2024年上半期。芸能、スポーツ、皇室でも、驚くような“事件”が続々と起こっていた。そこで、本誌が目撃してきた上半期のスクープのなかでも、とりわけ反響の大きかったものを改めて紹介する。
“歴代屈指の名作”との評価も名高いNHK朝ドラ『虎に翼』。ヒロインの寅子を演じる伊藤沙莉はもちろん、脇を固める俳優陣の好演も人気を博しているが、なかでも前半で特に高い人気を誇ったのが仲野太賀演じる優三さんだろう。撮影現場でも伊藤と強い絆で結ばれていた仲野だが、実はプライベートでも“超人気俳優”とかつてバンドを組んでいて――。(以下、『WEB女性自身』2024年5月29日配信記事)※年齢は掲載当時のママ
5月28日、NHK連続テレビ小説『虎に翼』の第42回が放送された。戦後、身を寄せ合って暮らしていた猪爪家のもとに、仲野太賀(31)演じる“優三さん”の死亡通知書が届いていたこと、それを直言(岡部たかし・51)が隠していたことが判明したのだ。主人公の寅子(伊藤沙莉(30))が無言で紙を見つめ、呆然とするところで放送は終了した。
SNS上では、
《#虎に翼 優三さん、紙切れ1枚で退場…》
《ほんと、仲野太賀の優三さんは良すぎたので、もうドラマに出てこないのは残念すぎる》
《優三さんこんな退場いやすぎる》
《仲野太賀を朝ドラから退場させるには早すぎるって、、、、、、無理、、、、、》
と、仲野の退場を惜しむ声があがっている。
そんな仲野には、まるで優三と寅子のように息ぴったりな親友がいる。人気俳優の染谷将太(31)だ。出会いは中学生のときだという。2年前のNHKの番組でこう語っている。
「人生で初めて行ったオーディション、扉を開けると染谷将太がいたんですよ。初めて会った同世代の俳優さんが染谷将太で、そこからですね。
“同じ高校行こう”って。たまたまじゃなくて、オーディションで会ってそのあとテレビドラマで共演して、学園ものだったんですけど、隣同士の席で。そこで凄い仲良くなって、“お前、高校どうすんの? 俺と一緒に行こうぜ”みたいな感じで一緒に」(NHK『あさイチ』‘22年6月24日放送)
そのまま、約束通りに同じ高校へ進学した二人。染谷は同番組で、バンドを組んでいたことを明かした。
「バンドも1回結成して、1回スタジオで集まって、それ以来集まったことはないんですけど(中略)太賀がギター、ボーカルで自分がドラム。バンド名はカタカナで、『ナイモノネダリ』です」
仲野いわく、「1回集まって、カチャカチャカチャカチャ鳴らして、解散です。“もう先見えないね”って。全員楽器下手くそですし、“どうにもならん、解散しよう”って」とのことだ。
さらには、二人で映画を製作したことも。
「高校では部活に入っていなくて。同級生と映画を撮ろうという話になった。その相方が、染谷くんでした。(中略)同じ高校だったので。脚本を一緒に書いたり、(カメラを)回してみたりしましたね」(「映画.com」‘17年9月12日配信)
ただ、俳優としてのキャリアの差に悩み、疎遠になった時期もあるという。
《高校時代はジェラシーがありました。途中からあまりしゃべってないんじゃないかな、僕がジェラりすぎて。若かったし、悔しかったです。でも、お互いの存在を意識していたからこそ高め合えた関係だったように思います》(「ananweb」‘16年11月27日配信)
今では、両者ともにスター街道まっしぐら。4月には染谷が出演したNHK『あさイチ』に、親友として仲野がコメントを寄せていた。