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8月18日、SUPER EIGHTが出演する人気音楽番組『EIGHT-JAM』(テレビ朝日系)が放送された。この日は人気アーティストのAdo(21)を特集していたが、そこでゲストが披露した“独自の考察”がSNSで物議を醸している。

 

この日の『EIGHT-JAM』ではAdo本人にリモートインタビューを行い、歌唱の秘密や制作現場の裏側に迫った。さらに音楽プロデューサーの本間昭光氏(59)、歌手の今井マサキ氏(50)、Adoに楽曲提供を行なっているボカロP・jon-YAKITORY氏がゲスト出演し、Adoの魅力について語った。

 

物議を醸しているのは、歌手である今井氏の語った持論だ。まずVTRで、今井氏はAdoが「一曲の中で声色の豊富な使い分けをしている」という点を評価。そして’20年にリリースされたAdoの代表曲『うっせぇわ』に対する、今井氏の「一曲の中で、発声法が真逆にいったり、歌声のキャラクターをこれほど変えながら歌うのがすごく新鮮で不思議だった」「普通はやっちゃダメだろと思うことをやってのけて、それをカッコいいと説き伏せる説得力とパワーがあったと思います」というコメントが流れた。

 

スタジオで今井氏は、Adoが歌詞の一行ごとに声色や喉の使い方を変えている点について触れ、「何人も歌ってるみたいに聞こえるけど、それを違和感なくスッとやる。普通今までやったら、『え、声質変わった。気持ち悪』ってなってたはずなのに、それが『あ、何これオモロ』って、やってしまったAdoっていうアーティストの凄さ」と話した。

 

そこでSUPER EIGHTの村上信五(42)が「この影響ってあるんですか?」と言い’20年以降、Adoの歌い方が他のアーティストにも影響を与えているのかを尋ねると、今井氏はこう語った。

 

「これがなかったら、僕、『Bling-Bang-Bang-Born』は。この曲なかったら、生まれてないんちゃうかって思ってる」

 

今年1月にリリースされたCreepy Nutsの『Bling-Bang-Bang-Born』は、世界的に大ヒットし、社会現象にもなった楽曲。そのため、今井氏の考察にスタジオでは「えー!」と驚きの声が上がっていた。

 

確かに『Bling-Bang-Bang-Born』でCreepy NutsのMC・R-指定(32)はさまざまな声色を使い分けている。しかし、Xでは今井氏の持論を疑問視する声がーー。というのもCreepy NutsのR-指定は、Adoの「うっせぇわ」がリリースされる以前の’16年にも『みんなちがって、みんないい。』で“一曲の中で声色を変えるMC”を披露しているためだ。

 

そのためか、Creepy NutsのDJ松永(33)も苦言を呈することに。松永は『EIGHT-JAM』の放送終了後、Xにこう綴った。

 

《事実と異なる謎考察やめて~ #EIGHTJAM》

 

すると、今井氏は松永に《勉強不足でした。すみません。撤回してお詫びします》とリプライ。さらに《Creepy Nutsさんはずっと前から声質を変える歌い方をされてたんですね。色んなご指摘を受けました!ごめんなさい!僕の勉強不足でした でもAdoさんのキャラの変化に興味を持った事で初めてそんな視点を持って聞いた事が印象として強かったのかもしれません。もっとラップ勉強します!》、《来週のエイトジャムでHIP HOP勉強します》と投稿した。

 

しかし、この謝罪に対してもネットやXでは《知らないならなぜ言ったの?》と、見解を述べるなら下調べをするべきではないかといった指摘が。また《謝罪するなら、『でも』を付けた弁明はやめた方がいい。『でも』『だって』とか。あと、ラップの勉強しますって言ってるけど今回は自分の知識不足と勘違いなだけだからラップは関係ないと思う》《個人的に、謝罪してるのに『でも』とか使うのはどうかと思ってる》と、謝罪内での弁明に対しモヤモヤを抱くファンも。さらに、《勉強すべきはHIPHOPじゃなくて、各アーティストについてでしょ 逆にHIP HOPをなんだと思ってんのよ》など、勉強をするのはラップではなく言及するアーティスト自体についてではないかとの声も上がっている。

 

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出典元:

WEB女性自身

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