フジテレビは8月23日、渡邊渚アナウンサー(27)が今月31日で退社することを発表した。同局によると、退社は「本人の希望」によるという。
渡邊アナは同局を通じ《病気のためお休みしておりましたが、この度、退社する決断を致しました。アナウンサーとしてまだまだ未熟で、学びたいことがたくさんあり、病気を治して前のように働きたいと思っていた頃もありました》といい、《でも、どうやっても完全に昔のようにはいかない現実が目の前にあって、それを受け入れるのにはとても勇気が必要でした。現在も三歩進んで二歩下がるような日々ではありますが、最悪な状態は脱し、全てを受け入れて、これまでと違った生き方をしたいと思えるようになりました》と胸中を明かした。
この突然の退社発表を受け、ネット上では《きっと良くなってたんだろうが、リハビリを兼ねて出かけたフランスの報道が…まさか炎上するとは思わなかったんだろう…それが理由じゃないと願いたいですが、まずはしっかり休むことですね》《五輪観戦と退職は関係あるのかな》などと、”パリ五輪観戦騒動”の影響ではないかと不安視する声が上がっている。
昨年6月に体調を崩し、同7月以降、担当番組を降板するなどして療養期間に入っていた渡邊アナ。今月5日、パリ五輪のバレーボール男子、日本対イタリア戦を観戦する姿がNHKの生中継で度々映し出され《渡邊アナでは?》などとネット上で話題となり、波紋を呼んだ。
かねてバレーボール好きを公言していた渡邊アナは10日、自身のInstagramで《急遽チケットを買ってパリへ行ってきました》とバレー会場で日の丸を持った写真とともに報告。《ちゃんと会社には報告してから行ってます!笑》と説明したが、病気療養中のパリ五輪現地観戦には賛否さまざまな声が上がっていた。
「本人は“会社に許可を取った”と説明しているので、五輪観戦が原因で会社とトラブルになった可能性は少ないでしょう。休養中の観戦については問題ないと考える人も多く、旅行に行ける程度には回復してきているのだと安堵する反応もありました。“復帰が近いのでは”とも囁かれていたため、突然の退職発表は驚きを持って受け止められたようです」(テレビ局関係者)
退社を機に、自分のペースで、しっかり療養できることを願うばかりだ。