■Xでは賛否勃発「人の命を、公衆衛生をなんだと思ってるんだ」
しかし新型コロナが「5類感染症」に移行したとはいえ、現在も感染者は報告されている。
「医療機関の発熱外来などでは、今も看護師が防護服やフェイスシールドを着用して検査や治療にあたっています。厚生労働省によれば、8月18日までの1週間に報告された全国の感染者数は3万9295人。前週より約1万人減少し、3週連続で減少傾向にあります。とはいえ、予断を許さない状況が続いているのは事実。また新型コロナによって亡くなった人や、後遺症で苦しんでいる人がいることも忘れてはなりません」(WEBメディア記者)
そうした背景から「コロナ対策」をネタにしたドッキリ企画に、Xでは賛否の声が続出。批判の声も目立っており、「#水曜日のダウンタウンの放送中止を求めます」とのハッシュタグまで作られている。
《注目されてラッキーくらいにしか思ってないな。人の命を、公衆衛生をなんだと思ってるんだ》
《テレビがいかにCOVID-19も公衆衛生の重要性も理解していないか、よくわかります。
バラエティでもやって良い事と悪いことがあります。この内容はCOVID-19の最前線にいる医療従事者・患者さん、亡くなった人々を愚弄する行為です。
断固として抗議、放送中止を求めます》
《コロナ病棟で働いてた頃、まじでこういう世間の無理解の積み重ねで私の心が死んでいった。今も病院でコロナと戦う人にも、コロナで亡くなった人にも失礼だし有り得ない》
《水ダウ見てるけどアクリル板とかフェイスガードを茶化すのはまあまだわかるけど味覚障害やPCR検査をネタにするのはよくないと思った。あと、初っ端でサバンナ高橋がコロナは5類になったので終わったみたいな感じに言っていたのは流石にね…》
そのいっぽうで、“コロナ対策を揶揄する意図はないのでは”と指摘する声も上がっている。
《水ダウ、コロナ対策自体をバカにしているのではなく、テレビ業界としてかなり不正確なコロナ対策をして、それで合意を得てしまった結果、タレントやスタッフのモチベーションを下げていたことに関する反省がこもった企画と読めたんだけどな 脊髄反射で怒りすぎだと思う》
《水ダウ見てたけど私は不快に思わなかった。実際にやってた対策は笑いにはしてなかったし、逆に番組が考えたやりすぎ対策はドッキリで騙して笑いに変えるってやり方だった。コロナ対策自体ををバカにはしてなかったよ》