9月4日、お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品(31)が自身のYouTubeチャンネルを更新。タレントのフワちゃんが芸人のやす子(26)に行った誹謗中傷について、すぐに“緊急動画”を出した経緯を明かした。
粗品は8月4日、フワちゃんがX上での不適切投稿で炎上したことをその日の夜にロケ先で知ったのだという。そして、翌5日の朝に撮影、編集をすべて自身で行い、「おまえは偉くないので、◯んでくださーい」と題した動画をYouTubeチャンネルに投稿。動画内で「やす子オリンピック」をネタにして騒動をイジっていた。
冒頭の動画で粗品は、この投稿のスピードについて触れ、「早いやろお?」と自画自賛。また、すぐに“イジり”動画を出した理由をこう語った。
「前々から思ってたことあんねんけど、こういう旬な話題を芸人がイジって動画にするみたいな、別に誰でもできるやん。俺だけのもんじゃない。で、そのスピードが『やっぱこの人ら早いな』とか、『こいつら、これイジんのさすがやな』みたいな意見って、結構ずるいなと思っててん、ずっと。楽勝やし。それに触れるだけでええやん」
続けて、「『フワちゃんみたいにならないようにね』って言うだけでめっちゃ褒められて、めっちゃ神格化されてる芸人が多いから。つまらん内容なのに。だから、『いやいや、お前ら遅いで』っていうのをやりたかってん」と打ち明けた。
また、緊急動画の内容をフォロワーから募集したお題を使ったネタ形式にしたことについては、「時事をイジるときにな、そういう事件とかを芸人が触れただけで『すごい』って言われんのはキモいから、ちょっとネタでやり返したかってんな、お笑い」と説明。
さらに、「なんかやっぱイジり方に笑いが全然入ってなくてセコい奴多いから。マジで○○〇」と名前は伏せつつ、特定の芸人について言及し、「そういう不祥事とか出るたびに4日後とか5日後ぐらいに動画出して、めっちゃ褒められてんねん、あいつら。『さすがだな!』みたいな。いやいやいや、遅いし、おもんないしみたいな。ずっと思ってたから、やり返せてよかった」と明かしたのだった。
この粗品の発言をうけ、動画のコメント欄では名前を伏せられていたのがお笑いコンビ「さらば青春の光」のことではないかと推察されている。
《これはさらば確定ですよね笑》
《さらばと仲悪いん?笑》
《さらばの面白いけど粗品とは合わないやろなーってのは何となくわかる笑》
Xでも《ピー音で隠されてて確定じゃないけど、おそらく粗品がさらば青春の光に対して言及してて、粗品の中で評価が高くないってことにちょっと驚いた。たしかに方向性が違う笑いだし、ゴシップ系とかブクロとかが苦手なんかな》《粗品がさらばの不祥事企画ディスってる》などといった声があがっている。
さらば青春の光はこれまでも自身のYouTubeチャンネルで、水原一平氏の違法賭博やハライチ・岩井勇気(38)の年の差婚などをイジってきた。今回のフワちゃんの件についても、騒動から約2週間経った8月17日に「フワちゃんについて」と題した動画を投稿。まさに、「フワちゃんみたいにならないように」タメ口キャラの芽を摘むという趣旨の企画を行っていた。そのため、粗品が名前を伏せて批判した芸人の最有力候補にあがってしまったのだろう。