中居正広 “黒塗り事件”言及で見せた変わらぬSMAP愛…思い描くタモリ引退前に「5人でMステ出演」の夢
画像を見る 9月14日、新しい地図は地上波の音楽番組で初となるパフォーマンスを披露していた

 

■中居実父の逝去直前、タモリは中居の実家へ――

 

中居にとってタモリは恩人だと話すのは、音楽関係者だ。

 

「もともと中居さんは’14年、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)が最終回を迎えるまで20年間、同番組にレギュラー出演していました。その翌年、がん闘病で入院中だった父・正志さんが“最期は自宅で過ごしたい”と帰宅したとき、実家までサプライズでお見舞いに来たのがタモリさんだったんです。みんなで中居父子の思い出映像を見てしんみりしながら、突然タモリさんが正志さんにキスを迫る一幕もあり、場は大いに盛り上がったとか。

 

その2日後、正志さんは天国に旅立ったのです。中居さんは“お父さんが本当に喜んでくれた”とタモリさんへの感謝を度々口にしています」

 

実はタモリはSMAPの“最後の共演者”でもあった。

 

「子供のいないタモリさんは5人を自分の息子のようにかわいがっていました。『笑っていいとも!』に同じく20年間レギュラー出演していた香取さんをことあるごとに気にかけていましたし、草彅さんは結婚前まで正月にはタモリさんの自宅で寝泊まりすることが恒例行事。メンバーで初めて自宅に招いたのは木村拓哉さんで、稲垣吾郎さんを『俺にいちばん似ている』と話していましたね。

 

長きにわたる縁で、’16年12月19日に放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)最終回の“ビストロSMAP”ゲストはタモリさんでした。タモリさんはバカラの五角形の星形クリスタルを全員に贈り“5人の輝きの絆”を残し、“最後の料理判定”も拒否して番組を締めたのです」(前出・音楽関係者)

 

解散直後、タモリはSMAPについてスポーツ紙の紙面で《大切なこと、それは引きずらないことだ。乾杯すればそれで仲良し。やったことはすぐ忘れる。それが大事。人間なんて、そんなものだ》と直筆でエールを送った。そして最後に《先はまだまだ長い。どこでどうなるかは、わからない》とつづっていた――。

 

前出のテレビ局関係者は言う。

 

「今年2月、『SMAP×SMAP』の名物プロデューサー・黒木彰一さんが亡くなりました。SMAPの復活を願う中居さんにとっては“戻れる場所”がなくなったとも感じているようです。そのため、タモリさんが来年『Mステ』をやめて“引退”する前に、“せめてもの恩返しとして5人で花道を飾りたい”と考えているといいます」

 

テレビ朝日関係者もこう語る。

 

「中居さんは『中居正広の土曜日な会』のMC、木村さんは4月期の連ドラ『Believe―君にかける橋―』で主演。『新しい地図』はテレ朝とサイバーエージェントが出資したインターネットテレビ局『ABEMA』でレギュラー番組を持っています。いまやフジよりもテレ朝のほうが5人とのパイプは強いといえるでしょう。

 

昨夏、木村さんは男闘呼組の再結成ライブを観賞していました。“大義名分”があれば、必ずや動くはずです。ちなみに工藤静香さんがCocomiさんと母娘初共演を果たしたのも『Mステ』でした」

 

『笑っていいとも!』の最終回は“共演不可能”といわれた、とんねるずとダウンタウン、ダウンタウンと爆笑問題がタモリのために集まり、伝説となった。

 

「『Mステ』最終回でも、リーダー・中居さんの奔走によって、奇跡が起きるかもしれません」(前出・テレビ朝日関係者)

 

“芸能界の夢”実現を、SMAPファンは待ち望んでいる――。

 

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