この秋公開される新作映画『室井慎次 敗れざる者』と『室井慎次 生き続ける者』を記念し、現在再放送が行われている大人気ドラマシリーズ『踊る大捜査線』(フジテレビ系)。ドラマの放映は今から27年前。ドラマ自体の面白さもさることながら、俳優達の”若かりしころ”にも注目が集まっている。
9月24日と25日には’97年の年末に放送されたスペシャルドラマ『踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル』の再放送が行われたが、ここにも、当時は無名だった人気俳優が脇役として出演している。
『歳末特別警戒スペシャル』では、冒頭から深津絵里(51)演じる恩田すみれが スチュワーデスであると嘘をついてデートをする相手・藍原誠治がいることが仄めかされる。そんな中、スキーウェアを着たメガネの青年が湾岸署を訪問。この青年が藍原で、すみれが仕事に追われデートのドタキャンを繰り返していたことに痺れを切らしてしまったようだった。
ちょうどそのタイミングで、今回の犯人役である稲垣吾郎(50)演じる鏡恭一が、刑事課に立てこもってしまい、藍原も巻き込まれてしまう。すみれが「なんですぐ逃げなかったのよ」と問うと、「プレゼント渡してなかったから」と時計が壊れてしまったすみれのために新しい時計をプレゼント。さらに「わかったでしょ、刑事なんかと付き合ったら危険なことばっかりよ」と「勇気ある仕事だと思うよ」と返すなど超好青年である。
このすみれのデート相手の藍原こそが、当時22歳の伊藤英明(49)なのだ。再放送を見た視聴者からは若々しい伊藤のイケメンぶりに感激の声が相次いだ。
《踊るの伊藤英明 めっちゃイケメン》
《歳末スペシャルででてたスキーコスチュームの男性ってめちゃくちゃオーラあると思ったら伊藤英明だったのか》
《今踊る大捜査線にモブで出てた伊藤英明がまじでメロかった平成くそイケ男子だった》
《伊藤英明こんな役で出てたんだな》
「’04年のフジテレビ制作の映画『海猿 ウミザル』で一躍スターとなった伊藤さん。芸能界入りのきっかけは’93年に第6回『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』準グランプリを受賞したことでした。しかし、方言を直されたりキャラクターを作られることを窮屈に感じ、最初に入った事務所は3カ月ほどで辞めてしまったそうです。
その後、芸能活動は休止状態となっていましたが、芸能事務所『A-team』のスタッフに声をかけられ、’97年の夏ドラマ『デッサン』(日本テレビ)で活動を再開。『踊る』出演はその直後なので、この時の伊藤さんの認知度はまだまだ低い状況でした」(芸能関係者)
再放送でも注目を集める伊藤のイケメンぶり。当時から光るものがあったようだ。