9月30日、「イマージュエンターテインメント」が伊藤健太郎(27)の退所を発表した。しかし、伊藤の“退所理由”がネットで物議を醸している。
同日、「イマージュエンターテインメント」は公式サイトに書面をアップし、9月10日の専属契約期間満了をもって伊藤が退所したことを報告した。すでに一部メディアによって、伊藤の退所が報じられていたため、同社は続けて《伊藤健太郎に関する突然の報道により、関係者の皆様、いつも応援してくださるファンの皆様に対し、多大なるご心配、ご迷惑をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます》と謝罪。さらに、伊藤の“退所理由”についてこう明かした。
《2020年9月以来、4年にわたり全力でサポートし、伊藤健太郎と共に歩んでまいりました。今後の活動や契約について話し合いを重ねてまいりましたが、双方の意見が一致せず、最終的に退所という形で合意に至りました》
そして、同社は《皆様のご理解とご支援を重ねてお願い申し上げます。最後に、ご心配とご迷惑をおかけした皆様に、改めて深くお詫び申し上げます》と書面を結んでいる。
‘14年にドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』で俳優デビューを果たして以降、連続テレビ小説『スカーレット』(NHK総合)など話題作に次々と出演してきた伊藤。ところが’20年10月、都内でひき逃げ事故を起こして逮捕されることに。’21年3月に不起訴処分となり、俳優復帰のために“いばらの道”を歩んできたが、そんな伊藤をサポートしてきたのは「イマージュ」だった。
「ひき逃げ事故によって生じた、テレビ局からの損害賠償請求はトータルで約8億円と報じられており、伊藤さんも出演しテレビ番組で『規模的にはそれくらいのお話になってくると思います』と認めていました。『イマージュ』はあまり大きな事務所ではありませんが、伊藤さんの復帰がなるべく早くできるよう違約金問題のサポートをするなど業界を駆け回りました」(芸能関係者)