「11月3日で嵐はデビュー25周年を迎えます。今回行われる企画は、10周年ライブの上映イベントや、公式YouTubeチャンネルでのミュージックビデオ公開などで、過去の映像や楽曲に頼ることになりました。
そもそも株式会社嵐とSTARTO ENTERTAINMENT社との間での権利等の引き継ぎが完了しておらず、活動再開できる状況になかったといいます」(芸能関係者)
25周年を目前に控える嵐。権利関係が整理された後、活動再開の鍵を握るのは、リーダー・大野智(43)だ。もともと、大野による「’20年という区切りで一度嵐をたたみ、5人それぞれの道を歩んでもいいのではないか」という提案で嵐は活動を休止。その理由を「自由な生活が一回してみたい」と語っていた。
「活動休止以後、大野さんは東京と宮古島を行き来しながら、趣味の釣りなどに勤しむ生活を送っています。
今年の春には、“車でいつでもアウトドアを楽しめるように”と教習所へ通い、自動車免許を取得。
資金の大半を出資し、事実上のオーナーとされている宮古島のリゾートホテルは完成して、間もなく本格オープンするそうです。
真っ黒に日焼けし、髭も生やしている大野さんはすっかり宮古島にも馴染み、彼の呼びかけに応じて、両親が移住を決断しました」(大野の知人)
大野の個人事務所の登記を確認すると、7月に本店所在地が宮古島の住所に変更されていた。
“自由な生活”を満喫する一方で、リーダーとして嵐のことを思い続けている。メンバー間で話し合った末、4月に株式会社嵐を設立した。
発表時、5人連名で出されたコメントでは、《未来を描くための準備を進めていけたらと思います》と活動再開が示唆されていた。
「活動休止から、約4年が経過し、嵐のメンバーには、復活を待ち続けてくれるファンに対して、“どうにか恩返ししたい”という思いがあるそうです。
もともと、ファンクラブは休止を予定していましたが、ファンからの要望で継続に。しかし、月日が流れ、最近では退会するファンが増えていることも本人たちは知っています」(前出・芸能関係者)