1月12日放送の『上沼・高田のクギズケ！』（読売テレビ）で、MCを務める上沼恵美子（69）が渦中の中居正広（52）に対し、厳しい指摘を行った。
昨年12月、’23年6月に女性とトラブルを起こし、約9000万円の解決金を払って示談したと一部で報じられた中居。出演番組の放送中止が相次ぐなか、今月9日に声明文を発表。《トラブルがあったことは事実です。そして、双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です》といい、《なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました》と述べていた。
そんな中居に、喝を入れたのが上沼だ。12日の『クギズケ！』では中居の声明文を紹介。そこで上沼は、中居との思い出を振り返り「中居さんてね、お芝居うまいんですよね。砂の器では、一番和賀英良だったわ。お会いしたとき、それをものすごいほめたんですね。最高でしたよって言わせてもらったら、うれしいなぁみたいな顔をされた」と俳優としての実力を評価。
そのうえで、「もったいなぁ、もったいないですよ」と続け、「なんて、こんなにくだらないことで人生を棒に振るのかな、っていうのがね……。わからない。女性にいくら払ったからええやろとか、法律的にはOKだなんて、言ってんのは思い上がり」と苦言を呈した。
上沼は「何か忘れ物をしてきてんねやろね、人生で。あれだけ急に大スターになってしまうと」とコメント。続けて同じく女性とのトラブルで活動休止中のダウンタウン・松本人志（61）に触れ、「松本さんもですよ。女性の気持ちに、ちょっとなってくださいよ男性も。（被害女性には）傷ついたものって絶対あるわけだし。深い傷が、痛い！まだ」と指摘した。
その後、自分の想定上に熱く語ってしまったことを反省しつつ「ちょっと悔しさはありますね……。しょうもないことで、って思いますね」とやるせなさを滲ませた。
「’23年5月の『まつもtoなかい』（フジテレビ系）で、上沼さんが中居さんと共演した時、上沼さんは番組中に中居さんの『砂の器』での演技を絶賛していました。そんな素晴らしい才能を持つ中居さんが、声明文で『すべて私の至らなさによるものであります』と述べているように、自らの行動によってキャリアを棒に振るような事態に陥ったことを、とても残念に思っているのでしょう。同時に、傷つけられた女性の立場にも同情を寄せました。この件についてはっきりとコメントできるタレントが少ない中で、厳しく物申す姿勢は大御所としての務めをしっかり果たしているとして、視聴者からは支持されているようです」（芸能関係者）
中居の言動を厳しく非難した上沼にXでは、称賛の声がこう上がっている。
《立場のある女性として真っ向から批判してくれるの有り難い なにより上沼さんの被害者女性を慮ったコメントに救われてる女性も多いよ》
《こういった発言力のある女性の方が声を上げてくれるだけ、芸能界もまだ捨てたもんじゃないと思いたくなる。時代は変わっていくよ》
《これは上沼さんの意見に、120％同意》
《流石、関西芸人界の女帝》
