中居正広「俺はSMAP」と飲み会で豪語…懇意のフジ関係者に見せていた「黒い部分」
画像を見る 2024年春、バラエティ番組の収録で休息中の中居正広

 

■怒鳴り声で共演者もスタッフも凍り付き

 

前出のテレビ局関係者は中居の“異変”をこう証言する。

 

「退所後、ある番組でSMAP時代の流れから木村拓哉さんの話題で盛り上がったときはすごい形相で“こんな話しても意味ないでしょ!”と怒鳴り、共演者もスタッフも凍り付いてしまったとか。そのシーンはカットされていました」

 

’22年6月には独立後の中居が自らの“右腕”として頼りにしていた人物が逮捕された。

 

「元フジテレビ社員・X氏が大麻取締法違反の容疑で逮捕されました。中居さんは“スマスマ”時代からディレクターを務めていたX氏を弟のようにかわいがり、独立後はファンクラブ用の動画撮影を任せるなど絶大な信頼を寄せていました」(前出・制作関係者)

 

独立の激務とX氏の逮捕のためストレスを抱えるようになった中居は酒量が増えていったという。

 

「医師から禁酒を勧められ実行しましたが、長続きせず再び自宅でビールや焼酎を飲む生活に逆戻り。外出先では日本酒やウイスキーといったアルコール度数の高い酒を浴びるように飲む姿も目撃されました」(前出・テレビ局関係者)

 

中居は同年7月に急性虫垂炎で入院すると11月には体調不良から芸能活動の休止を発表。翌’23年1月に仕事復帰するも6月に今回の女性トラブルが発生する――。

 

「女性は被害をフジテレビ側に伝えたものの、そのトラブルが社内で広く共有されることはなく、今回の報道で明るみに出るまで中居さんに対して局が措置をとることもありませんでした。その大きな理由が、女性との間で示談が成立したからだともいわれています。

 

また、同時期に故ジャニー喜多川氏の性加害問題が大きく報じられるようになりましたが、中居さんは『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)では一切、この問題に触れませんでした。今にして思えば、性加害の批判は自らにブーメランとして返ってくる危険性を懸念していたのかもしれません」(前出・制作関係者)

 

本誌は引退にあたり、中居の仕事関係者を複数人取材したが、

 

「中居さんはADやタレントさんにも気さくで、若いスタッフから『優しくてビックリした』という声も多く、いまもトラブルが信じられません」(テレビ局スタッフ)

 

など、人柄について疑念を呈する関係者は、フジ以外にはほとんどいなかった。フジテレビ関係者は声をひそめてこう語る。

 

「中居さんが撮影現場や会食などで“黒い部分”を見せていたのは、フジの編成・バラエティ班の一部で、昔から付き合いがある数人が関わる場面のみだったと思います。もともとSMAPは従来のジャニーズにはいない、バラエティで売れたアイドル。その礎がフジの『夢がMORI MORI』でした」

 

ここで名前を売った中居はその後『笑っていいとも!』のレギュラーとなり、伝説の『SMAP×SMAP』へとつながる。

 

「中居さんは折に触れて“俺はSMAP”と豪語していました。そしてよくも悪くも“付き合いの長いフジなら”と心を許していたし、間違った仲間意識が生まれていたのかもしれません。ジャニーズ時代は中居さんに苦言を呈する敏腕マネージャーがいましたが、退所後の中居さんは“裸の王様”となりストップをかけられる人間がいなくなりました。ある時期から“リーダーの俺がSMAP再結成の鍵を握っている”と考えるまでに至ったといいます。結果的に中居さんも、『SMAP×SMAP』復活を期待したフジも誤った方向へと突き進み、取り返しのつかない事態となりました」(前出・フジテレビ関係者)

 

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