「ファン向けに公開された動画は1分43秒ほどの短いものでした。中居さんの顔は映っていなかったものの、実際の人間の手が現れ、太陽に向かって5本の指がはっきり分かるように手を振り、一度こぶしを握り締め、再び広げて終わるという内容だといいます」(芸能ライター)
女性トラブル騒動で芸能界を引退した元SMAP・中居正広(52)の有料ファンクラブが2月19日に閉鎖された。同日正午には、会員向けに動画が公開。ファンの間では、この“最後の動画”を『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の最終回のワンシーンと重ねる声が続出している。
「スマスマ最終回は、メンバー全員で代表曲『世界に一つだけの花』を歌って幕を閉じました。ラストのサビでは中居さんが通常の頭上に人差し指を掲げる振り付けとは異なり、一度こぶしを握り締めて手を開き、5本の指を1本ずつ折りたたんだあと、カメラに向かって手を振ったのです。
当時、ファンの間では5本の指をメンバーに見立てる声や、『再会を意味しているのでは?』などの考察が相次ぎました。今回の“ハンドサイン”はそのシーンに通じているため、大変話題となっています」(前出・芸能ライター)
そんななか、翌20日に木村拓哉(52)がInstagramのストーリーズを更新。《スタジオを出れば、この空》という文言とともに太陽に右手をかざす写真を投稿した。Xではさまざまな反響が広がっている。
《キムタクのインストは中居くんのことなのかな?》
《木村君 この手は中居くんへのまたね。だよね!ありがとう 中居ヅラより》
《昨日の中居の手 今日の木村の手 広い空の下 繋がってるね☆》
中居が1月23日に引退を表明した直後にも木村の投稿は話題になっていた。
「中居さんの引退発表で世間に衝撃が広がる中、木村さんは引退については一切触れず、犬の散歩写真に《10000歩の出動!》《夕陽に口づけ》とコメントを添えた投稿をおこないました。しかし、投稿された写真のうち1枚が、オレンジ色に輝く夕陽をバックにしたものだったことがファンの間で話題を呼びました。
この夕陽がSMAPの楽曲『オレンジ』を示していて、《『さよなら。』僕を今日まで支え続けてくれたひと》といった歌詞が中居さんに向けられているのではないかという解釈が広がったのです。もちろん真偽は定かではありませんが、一部から《キムタクのメッセージが粋すぎる》と感動の声もあがっていました」(前出・芸能ライター)
木村は実はこれまでもたびたび太陽に手をかざす写真を投稿してきた。その理由を23年、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『木村拓哉 Flow』(TOKYO FM)でこう明かしている。
「お月様もそうだし太陽もそうですけど、誰にでも分け隔てなく存在してくれている存在なので、自分のインスタで何撮ろうかなって思ったときに、なんかこう繋がってる感がすごく強いという印象が自分の中であって、かざすことが多いかもしれないですね。
自分が見ている太陽と皆が見ている太陽、雲がかかってるとか、国が違ったりとかすると角度だったり色が違うかもしれませんけど、見ているものは同じだよねっていう感覚が自分の中にはあるので、それで普段、意識が太陽にいくことが多い気がします」
前出の芸能ライターは今回の木村の投稿に込められた“意図”をこう推察する。
「木村さんは旧ジャニーズ事務所の記者会見の直後に『show must go on!』と投稿するなど、直接的な表現を避けて発信するのを好む人です。わざわざこのタイミングで中居さんの動画に構図と同じ“意味深な写真”を投稿したのは、『離れていても自分はあなたと繋がってるよ』という中居さんへのメッセージなのかもしれませんね」
