阿部サダヲ『あんぱん』「ヤムおじさん」誕生にあった「自宅でのパン職人修業」
画像を見る パン職人を演じるにあたって、自宅でもパン作りの修業に専念していたという阿部サダヲ

 

■阿部は妻同伴で竹谷さんのお店に

 

竹谷さんは、’10年に千葉県佐伯市に自身のベーカリーをオープンしている。’20年には店を息子夫婦に譲っているが、現在でも工房に立つことがあるという。

 

この店には、阿部もプライベートで訪れていたそうだ。

 

「『今度お店に行きます』と言って下さっていたのですが、まさか本当に訪ねてきてくださるとは。

 

私が店に出られるのはお昼の2時間ぐらいなのですが、そのころに阿部さんが奥さんと一緒にいらしたのです。

 

その日はたまたま別のテレビ番組の打ち合わせをしていたのですが、そのスタッフたちも私があいさつしてる人が阿部さんだと気付かず『なんか変な人がいるな』と思っていたそうで(笑)。

 

いい意味で芸能人としてのオーラがないので、私が“阿部サダヲさんですよ”と指摘するまでわからなかったそうです」

 

パン職人を演じるにあたって、阿部は自宅でもパン作りの修業に専念していたようだ。

 

「あんぱんを作るうえで一番難しいのが、あんこを詰める作業。

 

そこで、阿部さんのために練習用のパン生地をあらかじめ作っておいて、ご自宅に持ち帰ってもらっていたのです。

 

その生地を使って、あんの代わりにゴルフボールをヘラで包む練習をしてもらっていました」

 

撮影やリハーサルにも立ち会い、朝田家の演者とも積極的に意見を交わしていたそうだ。

 

「撮影現場の雰囲気は、私が話に入っていけるほど本当に穏やか。

 

吉田鋼太郎さん(66)は休憩室で気さくに話しかけてくれましたし、パンの仕込みに浅田美代子さん(69)が『私もやりたい!』と飛び入り参加してきたことも。

 

主演の今田さんは、はつらつとした感じで現場全体を明るく引っ張っていたのが印象的でした。

 

私個人としても今後の展開にとても期待しています」

 

“元気100倍”な現場で、ドラマも大成功なるか――。

 

画像ページ >【写真あり】阿部が演じる“ヤムおじさん”こと屋村(他3枚)

【関連画像】

関連カテゴリー: