■お酒はそもそも眠れなくて飲んでいる
「僕には“彼女は母親ではなく、ずっと女だった”と話していました。学生時代、帰宅すると母親の機嫌がよかった日があったそうです。“ご飯を作ってくれる”と言ってすごく喜んでいたら、男性から電話があり、母親は豹変して出ていってしまったと……。
母親は2~3日帰宅せず、遠野さんが弟たちにご飯を作っていたと聞きました。『本当に悲しかった』と言って泣いていました」(前出・Aさん)
母親は22年に亡くなった。葬式にも彼女は行かなかったという。
「僕がマネージャーをしていたころはふっくらしていたのですが、ときどき彼女は隠れて吐いていたのではないかなと思うんですよ。最近は直接会うことはなく、ブログではだいぶ痩せていたので心配していました。眠れなくて、飲みすぎてしまったのかもしれません。もともと度数の高いお酒を飲んでいたようなので……」
前出のスポーツ紙記者は言う。
「昨年2月、遠野さんは出演した『バラいろダンディ』で、『1.8リットルのいいちこ(麦焼酎・アルコール度数20度以上)を2日で飲む』と話していました。梅干しを入れてお湯で割るため、帰宅後すぐにお湯を沸かすのがルーティンだと明かし、出演者たちが飲みすぎを心配する一幕がありました。
昨年10月にはブログで《眠れないという日は翌日睡眠不足で体調を崩さないようにお薬を飲んで就寝します。(そもそもお酒は眠れなくて飲んでいる所があります)》とも綴っていました」
眠れない日々に苦悶し、飲酒量が増えていたのか。Aさんは言う。
「彼女には年に何回か地方で舞台があるのですが、とにかく荷物が多いんですね。トランク2個分はある。どうやらウイスキーなどのお酒が入っているようなのです。地方公演では足の不調もあり、外で飲み歩くことはできないから部屋で飲めるようにガラガラと持っていくのです。僕が知っている限り、相当飲んでいましたね。ただ、仕事先や控室で飲むようなことは絶対しませんでした。
都内に彼女の行きつけの飲み屋さんがあって、『連れてってください』と言うといつも“ヤダ”と返されていました。でも一度だけ『じゃあ今度行きましょうね』と言ってくれたことがあって。それっきりになってしまったのが本当に残念です」
遠野さんは’13年の本誌の取材で笑顔を見せながらこう語っていた。
「需要がないとこういう本も出せなかったわけですから、私はもっともっとテレビに出て頑張らなきゃと思いますね。初めて、そう思いましたね!」
円熟味を増した今の彼女の演技をテレビでもっと見たかった――。
画像ページ >【写真あり】“持病”のため、足元が見えない服装をする遠野さん(他10枚)
