「10月4日に宮城県で、チャリティイベント『GO!GO!ラリーin東北2025』が開催されました。東日本大震災からの復興を応援するために’19年から始まったイベントで、今年も日本各地からクラシックカーの名車が集まり、宮城県内を走行したのです。
発起人である唐沢寿明さん(62)や奥さんの山口智子さん(60)も参加して声援を集めていましたが、昨年よりもさらに注目度が高まっていたのは、直前にあの“発表”があったためでしょう」
そう語るのは、スポーツ紙の芸能担当デスク。
イベント開催の2日前の10月2日、唐沢寿明・山口智子夫妻が所属事務所から退所することを発表したのだ。夫妻は連名で次のようなコメントを出している。
《「株式会社 研音」を、本年12月末日を以て卒業し、2026年1月から唐沢寿明と山口智子による「TEAM KARASAWA」を発足し、新たな活動を開始いたします。(中略)人生一巡りして再び「生まれ直す」新たな挑戦に、原点回帰のまっさらな気持ちで挑みたいと思います》
35年近く所属した事務所からの夫婦そろっての独立に関係者たちは驚いたという。前出のスポーツ紙芸能担当デスクによれば、
「以前、唐沢さん自身は『俳優である限り、研音にお世話になりたい』と、話していたそうです。それにもかかわらず独立を決断したのは、昨年6月に研音の創業者で、夫妻の恩人だった野崎俊夫氏が逝去したことも関係があると思われます。
また昨年10月に、山口さんは60歳の誕生日を迎えています。それを機に“還暦後のライフスタイル”を、あらためて夫妻で話し合ったのではないでしょうか」
還暦を迎えた山口が夫とともに目指すという“「生まれ直す」新たな挑戦”とは、どのような活動なのだろうか? 夫妻の知人はこう語る。
「お二人とも英語はペラペラなのですが、ハリウッド進出といったことには興味を感じていませんでした。
夫妻の共通の関心事といえば“チャリティ活動”ですね。被災地を応援するため、’19年からは『GO!GO!ラリーin東北』、’24年からは『GO!GO!ラリーin熊本』に参加しています。
唐沢さんの愛車であるポルシェ356スピードスターの助手席に乗っているときの山口さんは、いつもうれしそうですし、お2人でチャリティ活動の場を広げていく可能性も高いと思います」
この知人によれば、旅行も夫妻の共通の趣味だという。
「山口さんは’00年ごろに世界一周を経験し、旅への意識が変わったと語っていました。以降は世界の音楽文化とふれあい、それを伝えることをライフワークにしています。今後は唐沢さんと、世界を巡り、YouTubeなどで発信していくことも構想しているのかもしれません」
山口は9月に出演したバラエティ番組で、“いちばん効果がある美容法は旅”などと、目を輝かせて語っていた。
「いっぱい食べるし、めちゃ歩くし、活性化される。旅をしていると、ピチピチがあふれてくる。旅から帰ってくると日常が輝き出す」
