「結構パワハラなんじゃないの?」ベテラン芸人 国分太一が明かした日テレの聞き取り方法に呈した“違和感”、録音削除要請にも「従わんでいい」と私見
画像を見る 記者会見での国分太一(写真:本誌写真部)

 

■「聞き取る前にもう“黒”だと」ロザンが語った録音削除要請への違和感

 

また、国分が1人で出向いたことも驚いたという菅は、「仕事で1人で動くことって我々はないやん。もし仮に、仮にやで。挨拶行くことになったとしても、多分、吉本の関係者と行くやん」と指摘。「もしかしたら普通の会社ではあるんかな?大きな会社があって、その取引き先の人を呼び出して。わからんけど、それって結構パワハラなんじゃないの?」と、疑いの目を向けていた。

 

すると宇治原は、2つの可能性を提示。まず“特殊な例”として、『鉄腕DASH』が国分のライフワークになっていたことから、トップのプロデューサーが変わるなど体制が大きく変わる場合には「挨拶の場としてテレビ局に来てもらうってことがあったかもしれない」と推察。次に“一般的な例”として、「本当に挨拶だったとしたら、テレビ局に行って、こちら(局側)が招待してテレビ局に挨拶させてもらうっていうことはあったかもしれへんな」と語った。

 

しかし菅は「俺の感覚的に、(国分が)“黒”やからっていうことがあったからなのかなっていう気持ちがある」と述べ、国分が録音の削除を求められたことに言及。「プライバシーの問題があるから、向こうの弁護士が『止めてください』って言うのは、僕はまあまあ問題ない」としつつも、「でも従わんでいいやん」「日テレさんが雇った弁護士でしょ?国分さんって関係ないから。業務委託契約がそこに従う必要性まったくない場合に、僕は(録音を)撮っておいてよかった(と思う)」と私見を語った。

 

その上で「『(録音を)撮ります』、もしくは『こういう案件になるんで、こっちも弁護士を連れてもう一度お話しをお伺いさせていただいてよろしいですか?』(って言うこと)が僕は正解やったんかなって思う」と主張し、宇治原も「僕もそう思います」と頷いていた。

 

宇治原は“国分が聞き取り時に嘘を言われる可能性もある”とも指摘し、菅は「イエスやから成立しているような話になってるけど、ノーのことも考えなあかんやん」と国分がコンプライアンス違反を否定した場合も想定すべきと主張。その上で2人は“疑惑を否定した国分が番組降板を申し出ることも認められるべき”との考えを示し、菅は「(それが)イーブンの関係だと思う」とコメント。宇治原も、「つまり聞き取りをするという時点で、『録音をしないでください』と相手に言ったってことは、聞き取る前にもう“黒”だと決めてましたね」と私見を述べていた。

 

率直に疑問を呈した2人に、動画のコメント欄では《お二人独自のいい目線での話》《菅さんがタレントとして感じた違和感の説明、分かります》《テレビに出ている側からの目線が聞けて良かったです》とさまざまな感想が寄せられている。

 

「12月1日の日テレの定例記者会見で、福田博之社長は『録音しないでほしいというお願いを受け入れていただいたことは確認している』『事前にヒアリングすると申し上げることで、関係者に連絡が行くなどのリスクがあるので、あのような形で対応させていただいた』と説明していました。

 

ただ、国分さんは動揺してメモも取れない状況だったようなので、局の要請を断って録音したり、自身の代理人弁護士を呼んだりする余裕はなかったのでしょう。いっぽう、12月3日には『文春オンライン』と『デイリー新潮』で日テレの対応に苦言を呈した元TOKIO・松岡昌宏さん(48)のインタビューも掲載され、局側にも冷ややかな視線が向けられています。

 

国分さんも会見で『思い当たることに関しましてはお伝えしております』と述べていたので、コンプライアンス違反は事実なのかもしれません。ただ、問題行為の詳細がわからないまま、すべての仕事を失うというのは“あまりにも代償が大きい”と見る向きもあります。やはり日テレには、国分さんとの対話を続けることが求められているのではないでしょうか」(前出・芸能ライター)

画像ページ >【写真あり】日テレの対応に疑問を呈したベテラン芸人コンビ(他15枚)

出典元:

WEB女性自身

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