「局内は正直、混乱しています。以前のフジテレビのようにロケを断られるといった実質的な被害までは出ていないようですが、国分さんの会見で風向きが変わったのは事実で、2年前の『セクシー田中さん』問題も蒸し返されています。特にSNS上で福田博之社長に対して懐疑的な意見も強まっている印象です」(日本テレビ関係者)
コンプライアンス違反で『ザ!鉄腕!DASH!!』を降板となった件で、国分太一(51)自らが日本テレビとの「答え合わせ」を求めた衝撃的な会見から1週間あまり。元TOKIOのメンバーである松岡昌宏(48)も一部メディアに日テレ側の対応にも“コンプラ違反”的な面があるのではないかと発言し、世論が変わりつつある。前出の日本テレビ関係者は続ける。
「これまでは国分さんが一方的に悪いという感じでしたが、正直、局側が“次の一手”を間違えると大きなイメージダウンにつながりかねないので、上層部は頭を悩ませているようです」
大きく揺れている日テレ。そんななか、本誌は同局の看板番組も終了するとの情報をキャッチした。テレビ局関係者はこう証言する。
「2011年から始まった『ヒルナンデス!!』が、来春終了すると聞きました。メインMCである南原清隆さんには9月下旬に番組終了が伝えられたそうです。
終了のおもな要因は、番組制作費の高騰だと聞いています。経費削減が求められるなか、人気出演者たちの出演料が圧迫していったようです。ひな壇のタレントの出演料は1本30万円程度ながら、MCの南原さんは100万を超えますので、南原さんだけで年間3億円ほどになってしまいます。南原さんもショックを隠せなかったといいます」
日本テレビ広報に番組終了について聞いたが、締め切り日までに回答は得られなかった。前出の日本テレビ関係者は続ける。
「おそらく上層部としては、『ザ!鉄腕!DASH!!』をはじめとした長寿番組頼りの局の体制を思い切って変えたいのでしょう。ただ、それだけで局内外の流れが大きく変わることはないとは思いますが……」
国分問題を機に、来春の日テレは大きく変わるのか――。
画像ページ >【写真あり】国分が裏の顔を隠して訪れていた場所(他15枚)
