今年7月に東京都内の自宅マンションで亡くなった女優の遠野なぎこさん(享年45)。彼女の逝去から今月で約5カ月が経過する。
7月3日、自宅マンションに救急車や消防車が駆け付けた。遠野さんと連絡が付かないことを不審に思った関係者が管理会社に連絡を取ったところ、部屋の中から女性の遺体が発見されたのだ。
遺体は腐敗が激しく身元の確認が困難だったため、一度DNA鑑定に回されることに。2週間が経過した7月17日、遠野さんの親族が約3週間ぶりに彼女のブログを更新し、《このたび、遠野なぎこ(享年45)が永眠しましたことをご報告申し上げます》と訃報を公表した。
「死因について遺族は、《故人の名誉のため、死因についてもご説明申し上げます。現在、警察の見解によりますと、事故によるものであり、自死ではございません》と明言。遠野さんが大事に飼っていた愛猫も《安心できる環境で元気に過ごしております》と明かしていました」(スポーツ紙記者)
一部報道では遠野さんの死後、居住していたマンションに特殊清掃が入る可能性も示唆されていたが、9月上旬に本誌がマンション住民を取材した際にはまだ変化は見られなかった。
12月上旬、本誌は再び遠野さんのマンションに赴き、住民に話を聞いた。
「彼女の部屋の上の階に住んでいますが、事件当日は異臭がずっとしていて気になって下に降りてみたんです。すると女性警官がいたので『いったい何があったんだろう』と。後日、亡くなったのが遠野さんだったことを知って驚きました。
その後約5カ月ほどが経過していますが、遠野さんの部屋があった階はとくに清掃やリフォームなどもなされていないようで、まだ事件当時のままだと思います。現在でもいまだに郵便物が届き続けているようで、遠野さんのポストには隙間がないぐらい紙が詰まっている状況です」(マンションの住人)
家族とは絶縁状態にあったという遠野さんだが、生前に唯一連絡を取り合っていた親族がいたようだ。遠野さんを知る芸能関係者が明かす。
「生前、遠野さんは3歳年下の弟を信頼しており、頻繁に連絡をとっていたそうです。‘23年12月4日のブログで、20歳の時に家族全員と縁を切ったものの、翌日に弟とは連絡を取り合い、それ以来、彼女にとって心を許せる“特別な存在”になったと明かしています。『正直、可愛くてたまりません。そして、頼もしい人です』と弟への思いを綴っていました。
しかし、事件が起きた7月に警察から通報があった際、関係者が弟さんに連絡してみると音信不通になっていたとか…。親族が部屋を引き払っていないためか、現在でも遠野さんの部屋は事件当時のままになっている可能性は高いと思われます」
遠野さんのブログがまた更新される日は来るのか――。
画像ページ >【写真あり】“持病”のため、足元が見えない服装をする遠野さん(他10枚)
