■かなり早い段階でドーム開催に絞った
国立凱旋を断念したのには理由があったようだ。
音楽関係者は「松本潤さん(42)の意向が強いと聞いています」と話し、こう続ける。
「かなり早い段階で、新国立競技場を外し、ドーム開催に絞ったそうです。嵐には、約5年ものブランクがありますからね。
新国立競技場には屋根がないため、当日の雨や風などの状況に合わせて、複数のパターンを想定する必要も出てきます」
プロデューサーとして高く評価されている松本。最も問題視したのは、演出面での制約だ。
「建て替えの際に競技場の構造が変わり、制約が増えたそうです。
松本さんは’20年の嵐の無観客ライブだけでなく、’25年4月に開催されたSnow Manの新国立競技場のライブでも、演出監修を担当していました」(前出・音楽関係者)
松本は’25年7月に放送されたテレビ番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)にゲスト出演。このとき、演出監修を頼まれて、制約を確認したときのエピソードを明かしていた。
「何が置ける、何が置けない、制限なんなのって、聞いて。なるほど。これはやめたほうがいいって言った。(Snow Man)メンバーといちばん最初に会ったときも、『俺だったら、この状況だったらやらないよ』って言った」
一度、“匙を投げた”のには理由が。松本の十八番にも制約が設けられていたからだ。
「新国立競技場では、上層階の席にいる観客に近づくことができるクレーン装置の使用が禁止です。
また松本さんが考案した通称・ムービングステージと呼ばれる上下左右に動く可動式ステージに関しては、高さなどの制限が厳しいと聞いています。大規模な花火やスモーク、バルーンを飛ばすなどといった演出も難しいそうです。
ワイヤで吊られて、観客の頭上を舞うフライングも、新国立競技場ではできません」(前出・音楽関係者)
’09年8月に開催された嵐のデビュー10周年記念ライブでのフライングは、今なおファンの心に刻まれている。
「劇的な幕開けでした。高さ30mほどある国立競技場のメインステージの天辺部分から登場した嵐のメンバーが、そのまま、長年国立競技場のシンボルとして親しまれていた聖火台まで、ファンの頭上を飛んだのです」(嵐のファン)
ファンの間で伝説になっている“宙吊り飛行”は大野のお気に入りでもある。
嵐のデビュー20周年記念日であった’19年11月3日に開かれた会見で、新国立競技場でのコンサートへの意気込みを聞かれた際、大野が『以前はフライングでお客さんの上を回ったんです。そういうこともね、ぜひ』と語っていた。
さらに、その日の夜に嵐のインスタグラムで行われたインスタライブでも、大野が新国立競技場でフライングをやることを“激押し”。櫻井翔(44)を4人で持ち上げ、練習するくだりも。
松本が演出し、嵐5人で作り上げるラストツアーとはーー。
「松本さんは今まで応援し続けてくれたファンの期待に応えたいと考えているそうです。
ですので、新国立競技場を使用せずに、クオリティにこだわったのです。“ファンと一緒に見てきた景色”をテーマに、エモーショナルな演出を用意していると聞いています。
フライングも嵐を象徴する伝説の演出の一つですので、組み込んでいるのではないでしょうか。
今回のラストツアーを最後に、芸能界から距離を置くといわれている大野さんが特に乗り気ですしね」(前出・音楽関係者)
ラストツアーでは、5人がドームの中で高く舞うことだろう。
画像ページ >【写真あり】23年10月、活動休止中のヒゲ面姿の大野智(他19枚)
