2月8日の衆院選投開票まで残すところ後わずかとなるなか、何かと波紋を呼ぶ出来事が続いている高市早苗首相(64)。芸能界からも批判の声があがりはじめている。
劇作家の三谷幸喜氏(64)作品の常連であり、数々の映画やドラマで脇を固めてきた名バイプレーヤーとして知られる俳優の相島一之(64)は4日、自身のXに《みんな選挙に行こうね》と呼びかけ、《今回の選挙はノーリターンポイントなのかもしれません》と、“後戻りできなくなる局面”かもしれないと投稿。
続けて《内容も示さずに自分を信任しろと言って解散する首相なんて信じられない》と高市氏の姿勢を厳しく批判。《そもそもカルト宗教に蝕まれている政治家たちなんてSFの世界です》と、『週刊文春』の報道で高市氏に新たに浮上した旧統一教会との関係を想起させる問題にも切り込んだ。
最後に《そしてそのことをほぼ取り上げないマスメディア》と、週刊誌やウェブメディアの報道で、旧統一教会との新たな接点や裏帳簿から判明した政治資金法違反疑惑、トヨタ系列2社からの違法献金疑惑など、高市氏の疑惑が次々に浮上するなか、テレビなど大手メディアが積極的に報じないことも批判。《坂道を転げ落ちてからでは遅い》と危機感を滲ませた。
高市氏が圧倒的な高支持率を誇るなか、リスクを顧みず実名で声をあげた相島に、Xのコメント欄には《勇気ある発信ありがとうございます 他の俳優さんやタレントさんなども続いてほしい》《きっと批判の声もある中でこの様なポストありがとうございます》などと讃える声が集まった。
俳優の松尾貴史(65)も同日、相島の投稿を引用して《相島さんの言うとおりです。彼女は、内容を示さずに「私を選べ」と言っています》と高市氏を批判。白紙委任の意図を《戦争ができるように憲法改悪を目論んでいるのは明らか》だといい、《投票して、NOを表明してください。このバタバタで整理券が届いていない人も多いと思いますが、無くても簡単に投票できます!》と、投票を呼びかけた。
実は相島や松尾以外にも、ここ数日、Xで俳優たちから続々と高市政権への批判の声があがっている。
3日、俳優の宍戸開(59)が《今、早急な物価高対策ってのは高市氏が総理の座にいないことだと思う…》と投稿。波紋を呼んだ「円安ホクホク」発言をはじめ、高市氏の政策や言動によって物価高の大きな要因である円安が加速していることを示唆した。
また、宍戸は同日、高市氏が「憲法改正もやらせてほしい」と発言した記事を引用し、《安全装置のないピストルを子供に持たせたらアカンね〜》とも投稿。権力の暴走を縛る「憲法」を「安全装置」に例え、改憲後の権力行使にブレーキが効かなくなることを懸念した。
ロックバンド「子供ばんど」のボーカルで俳優のうじきつよし(68)も3日にXで、《自民党に投票する皆さんへ 数十年かけて『弱く貧乏な国』にした政党、張本人なのに、 その反省、分析、説明は一切ない。 金権体質も変えない。 汚職・犯罪疑惑も解明しない。 彼らは確実に戦争をします。 暮らしが破壊され、 徴兵され、 愛する人が殺され、 やっと気づくのですか。 私は嫌です。》と自民党への不信感をあらわにしていた。
さらに、現在放送中の玉木宏主演ドラマ『プロフェッショナル 保険調査員・天音蓮』(フジテレビ系)にも出演中の名バイプレーヤー俳優の野間口徹(52)は2月1日、 自身のXに《逃げてばっかりだ。すぐ忘れると思われてる。許せないよね》と投稿。具体的な批判対象は明らかにしていないが、選挙期間中で唯一の党首討論会だった前日の『日曜討論』(NHK)を“手の治療”で直前にドタキャンしたにも関わらず、同日午後には東海地方の街頭演説を予定通り行った高市氏のことを批判したのではないかと指摘する声は多い。
’24年のドラマ『ゴールデンカムイ-北海道刺青囚人争奪編-』(WOWOW)に出演した俳優の山内圭哉(54)も同日にXで《普通に逃げて吃驚した》と投稿しており、野間口同様に高市氏の討論欠席を批判したとみられる。
普段あまり政治的な発信をすることのない俳優たちからあがる高市首相、自民党への批判の声。果たして情勢にどう影響を与えるのか。
画像ページ >【写真あり】「信じられない」高市首相を批判した三谷作品常連の名俳優(他2枚)
