■商用利用されているレシピは、タイトル、材料、分量まで完全一致
「あおいの給食室」は、保育園の管理栄養士として働いていたあおいが自らの経験を活かし、「子どもが喜ぶ魔法のレシピ」を発信しているYouTubeチャンネル。家庭で保育園の味を再現することに特化しており、動画では、子どもが食べやすい味付けや、食材の切り方、調理の工夫を解説。単なる料理チャンネルではなく、子どもの「偏食・少食・野菜嫌い」に悩む親たちにとっても、救世主のような存在として知られている。YouTubeやTikTokにとどまらず、アプリやレシピ本の出版、公式サイトでの無料レシピ公開、自園給食の保育施設向けミールキットのプロデュースなどもマルチに活動してきた。
しかし、こうして視聴者親子のために研究してきたレシピが、ほかの給食業者に無断で使用されていた疑いが浮上したのだ。5日の動画では、神奈川県の業者が販売している保育園献立の中に「あおいの給食室レシピ」に酷似したレシピが200件以上見つかり、2年以上、商用利用されていた可能性が非常に高いとけんたろうが説明。
商用利用されていたとされる当該レシピは、神奈川県の給食業者が販売している保育園献立(保育施設向けミールキットのレシピ)。レシピ名、材料、分量が完全一致しているだけでなく、材料の「0.5g」「0.2g」という超微細な数字まで完全一致している。作り方もほぼ同一で、意図的に最後の行だけ微調整した痕跡が確認されているとのこと。さらには”過去に「あおいの給食室」のレシピを提供されていた企業”しか知り得ない機密情報である「レシピ番号」まで一致しているレシピも19件確認されており、「『あおいの給食室』が提供したレシピデータをソフトに取り込み、自社商品として不正流用している可能性がきわめて高い」と夫のけんたろうは述べた。
また、保育園献立にとどまらず、「無料公開レシピ」として、企業のウェブサイト上にも94件の「酷似レシピ」があり、同企業が「あおいの給食室」の公式サイト に月に500回以上アクセスしていること、ウェブサイトのランディングページの写真や文言まで酷似しているなど、不正流用が疑われる点は多数あるという。
確かに掲載されているキャプチャを見ると、保育施設へのミールキット導入を訴求する文言や、イメージ写真が酷似していた。
