5月4日に放送された『今夜復活!!8時だョ!全員集合』2時間半スペシャル(TBS系)。’69年に『8時だョ!全員集合』第1回の公開収録が行われた三鷹市公会堂に約300人の親子が集まり、飯尾和樹(57)、永尾柚乃(9)、お笑いコンビ・なすなかにし、本田望結(21)とともにザ・ドリフターズのコントを楽しむ様子が放送された。
「『全員集合』は’69年10月から’85年9月まで放送された公開生番組で、当時の最高世帯視聴率は50.5%(※関東地区・ビデオリサーチ調べ)を記録するほど高い人気を誇りました。今回の特番では生放送された全803回のうち、傑作20本を公開。当時の生放送以来、一度も地上波で放送されていなかった貴重なコントも蔵出しされました」(テレビ誌ライター)
また番組では現在放送中のTBSドラマに出演する俳優陣も、三鷹市公会堂とは別のスタジオからコントを視聴。前半では『時すでにおスシ!?』の永作博美(55)と松山ケンイチ(41)、中盤では『田鎖ブラザーズ』の染谷将太(33)と岸谷五朗(61)、後半では『GIFT』の山口智子(61)と円井わん(28)が登場していた。
豪華ゲスト陣も大盛り上がりだった伝説の爆笑コントや大掛かりな舞台セット、仕掛けなどに、Xでは次のような反響が広がっている(以下、《》内は原文ママ)。
《やっぱりドリフは面白い》
《見たことないコントもあったから本当見てよかった》
《大爆笑させてもらいました!!また放送してほしい》
だがそのいっぽうで、番組の演出に関して残念がる声も散見されている。
《ワイプと会場の笑いとか要らんし。このあととんでもないことに!ってナレーションも要らん。何なら右上の説明も邪魔、普通に見せてほしい》
《ドリフはもう普通にドリフだけ流すの禁止されてるのだろうか。でないと謎の画面一面タレントのアップとか、スタジオのリアクション音声とか、ワイプとか「このあと衝撃のオチが」のナレーション本当にいらないもんな。きっとなんかあるんだ………》
《テレビで『8時だョ!全員集合』をやってるけど、ワイプならまだしも、途中でタレントのアップを差し込むのはいらないよね。せっかく計算されたボケとツッコミの「間」があるのに、編集でワンテンポずれてしまう。ドリフの間は、そのまま見せてほしい》
実際にコントの放送中は、三鷹市公会堂で視聴していたタレントや観客、別のスタジオからゲスト出演した俳優の顔がワイプで映し出されていた。彼らの表情が抜かれるだけでなく笑い声や驚く声などのリアクションも入っており、その様子がワンカットとして画面に差し込まれる場面もあった。
さらに途中でコントが止まり、ナレーションが入る場面も。例えば、一軒家を壊す「母ちゃんコント」では序盤でコントが一時停止し、「この家が最後にとんでもないことに。衝撃のラストをお見逃しなく」とのナレーションが流れ、テロップでも、「とんでもない衝撃ラスト!」と表示。このほかもコントの途中で、志村けんさん(享年70)が披露した神技や製作費などの舞台秘話がナレーションで紹介されていた。
そうした演出の背景について、前出のテレビ誌ライターは言う。
「『今夜復活!!8時だョ!全員集合』の特番は、’24年9月から始まりました。今回でシリーズ第4弾となりますが、ワイプやナレーションに苦言を呈する声は初回からありました。しかし2時間を超える特番を放送するにあたり、ワイプやナレーションなしに流すのは味気ない内容になってしまうでしょう。
ドラマの番宣も兼ねているとは思いますが、幅広い世代のリアクションを取り入れることでザ・ドリフターズのコントがどれほど凄かったのかを伝える意図もあるのでは。またワイプなどの演出手法は、違法アップロード対策とも言われています。いっぽうで三鷹市公会堂に集まった観客やタレント、ゲスト俳優たちが純粋にコントを楽しんでいだけに、視聴者とは温度差が生じてしまったのかもしれません」
とはいえ、Xでは《会場の子供が大笑いしてるの見てると嬉しくなる》《子どもの笑顔も笑い声も入ってるの最高 みんながドリフで笑ってる〜!》と子供たちのリアクションに喜ぶ声も上がっている。演出次第でワイプやナレーションも、視聴者から好意的に受け入れられるかもしれない。
画像ページ >【写真あり】“ワイプ邪魔”と視聴者から苦言呈された放送回(他5枚)
