■限定20着のコラボTシャツはわずか1分で完売
第一目標額は500万円に設定。今後、新しい店舗が決まった際の契約金、防音などを含めた内装費、倉庫レンタル代、人件費などを踏まえた金額だったが――。
「すると、わずか9日で500万円に到達したのです。こんな短い期間で皆さんからの支援がいただけるとは思っていませんでしたから驚いたのと同時に、感謝の念でいっぱいになりました。“まだ鹿鳴館を求めてくれている人たちがこんなにいるんだ”と」
かつて鹿鳴館で数多くのライブをこなした“あのヴィジュアル系ロックバンド”もクラウドファンディングに力を貸してくれた。
「DIR EN GREYが支援リターン品として鹿鳴館とのコラボTシャツを、制作費全額負担で出品してくれたのです。20着限定のこのレアTシャツは、なんと1分で完売。これには本当に助けられました。もし今後いろいろなバンドのご支援をいただけたら、大変ありがたいと思います」
6月15日現在の支援総額は、約597万円。新店舗の費用には約3000万円を予定しており、「新鹿鳴館を、目黒時代以上に理想的な場所にしたい」との思いから、ネクストゴールを1000万円に設定した。
「まだ新店舗は決まっていませんが、知り合いの不動産関係の方々が動いてくださり、複数のところから内見の話などをいただいている状況です。土地の高騰などの問題のほか、騒音などを理由にライブハウスはお断りという物件も少なくありませんが、私としてはこれほど皆さんにご支援していただいている以上、妥協はしたくない。
私は‘87年に鹿鳴館に入社し、照明や音響を実地で学んで、オーナーという立場を引き継ぐことになりました。このライブハウスは、いわば私の人生のほとんど全てといっても過言ではありません。これからも新鹿鳴館を通して、“アーティストの全て”を届ける空間を提供していきたいと考えています。
すでに多くの方々からご支援を頂いていますが、実際の目標額には達していないため、もし引き続きご協力していただける方がいましたら大変ありがたく思います」
画像ページ >【写真あり】Tシャツがわずか1分で完売…鹿鳴館を助けた人気バンド(他1枚)
