《私たちはこの伊豆の大地に着地した。ここに根を張り、羽を広げている――》
大手芸能事務所からの独立、フランスへの留学、海外での俳優活動……。数々の転機を経験してきた女優が、紆余曲折を経て伊豆に移住したことを明かした。
11月4日、自身のInstagramを更新したのは女優の美波(40)だ。美波といえば、映画『バトル・ロワイアル』をはじめ、さまざまな作品に出演。2003年には資生堂「マジョリカ マジョルカ」のCMモデルに抜擢され、そのミステリアスな美貌で一躍注目を集めた。2007年夏には蜷川幸雄演出の舞台『エレンディラ』に出演。ラブシーンなど体当たりの演技を見せ、当時のメディアでも大きな話題を呼んだ。
そんな彼女は2014年、文化庁の新進芸術家海外研修制度のメンバーに選出された。同年10月から1年間、フランスのパリに留学し、ジャック・ルコック国際演劇学校に在籍。それを機に所属していたホリプロを退所し、環境をリセット。その後はフランスの芸能事務所に所属し、自らの力で道を切り開いていった。
「フランスではフリーで活動し、仕事が入ると日本に戻るという生活を送っていたそうです。大手事務所を離れ、自ら仕事を得ていかなければならない環境に変わったことで、これまでの恵まれた立場を改めて実感したのでしょう。当時の『日刊ゲンダイDIGITALのインタビューでは、《自分がいかに恵まれた環境にいたのかを痛感しました。仕事が来るのが当たり前だと思っていたところもありました》と、独立後の苦労を明かしていました。
フランスの映画界で日本生まれの女優が役をつかむことは、決して簡単ではなかったようです。それでも美波さんは、俳優として挑戦を続ける姿勢を崩さず、《とにかく芝居が好き。まだ諦めるには早い。日仏の両方で活動ができて、願わくば10年後に懸け橋を担う存在になっていたい》と、将来への展望も語っていました」(芸能ライター)
そして2020年、ついに大役を掴む。ジョニー・デップ(63)主演の映画『MINAMATA-ミナマタ-』にメインキャストとして出演。デップ演じる写真家ユージン・スミスの妻、アイリーン役を演じたのだ。
ジョニー・デップは美波について、「素晴らしい俳優です。彼女は敬意を込めて見事にアイリーンを演じ切りました。アイリーンを讃える演技に深い感動を覚えました」と称賛。世界的スターからも高く評価された。また、同年には結婚を公表し、昨年11月には第1子の出産を報告している。
そんな美波が今回、Instagramで伊豆への移住を報告。《しばらくは、身の回りのことを慎重に、丁寧に、時間をたっぷりかけて過ごしてきた》と心境を綴り、これまでの生活を《渡り鳥のように、日本とフランスとアメリカ、たくさんの場所に滞在した》と振り返った。
さらに、《そして今、子供のために環境を第一に考え、私たちはこの伊豆の大地に着地した。ここに根を張り、羽を広げている》と続け、《星空いっぱいのインスピレーションをキャッチしながら、毎日がキラキラと過ぎていく》と、自然豊かな環境での充実した日々を明かしている。
この投稿のコメント欄には、
《日本にお帰りなさい》
《日本を選んでくれて、うれしく思います》
《ステキ過ぎます》
といった温かい歓迎の声が寄せられている。
大手事務所からの独立や海外での活動、結婚、出産と、さまざまな転機を経て伊豆での新生活を選んだ美波。新たな土地に根を下ろし、愛する家族とともに自分らしい暮らしを築いているようだ。
画像ページ >【写真あり】新天地への移住を明かした40歳『バトロワ』女優(他4枚)
