[E:note] 石野田さんは“泣かせるオンナ”という異名を持っていらっしゃるんですよね。
石野田: 共感してくださるのかな? 私の辛い気持ちとかを歌にしているので、きっとみなさんも同じような辛い経験をしていると思うんです。それをたぶん自分に重ね合わせて、涙が出るのかなぁって思いますけど。

Image3 [E:note] 石野田さんご自身、歌っていて泣いてしまうこともある?
石野田: あります、あります(笑)。

[E:note] お写真を拝見して、見た印象が可愛らしい人だなって感じがしたんですけど、曲を聴くとわりと力強い歌声ですよね。
石野田: あんまり可愛らしい歌は唄いませんね(笑)。人生の歌がほとんどなので……。

[E:note] 11月5日発売となりました、インディーズ最後の作品となる『きみのうた』はどのような過程でできたんですか?
石野田: これまでシングルとしてリリースしてきた曲は『クローバー』だけで、あとは昔から温めてきた曲、『ふたり』『魔法』『楽しい話』の3曲と、このアルバムのために書き下ろしした曲ですね。

[E:note] 前作が『わたしのうた』で、今回『きみのうた』にしたのには意味があるのですか?
石野田: 『わたしのうた』のときは、本当に、最後のアルバム!くらいに思って出したんです。自分たちで音も作り、宣伝もして、それでダメだったら、私の歌はいらないんじゃないか!? くらいに思って作ったんですよ。私の歌はいるのかいらないのか、はっきりさせよう! 「わたしはこうだ!」と自分のことを歌った曲だったんですけど、それを出して全国を回ったときに、曲を聴いた人から応援のメッセージをたくさんいただいて、この人たちに向けて歌を作りたい! と思って作ったのが『きみのうた』なんです。

Image13[E:note] そうすると、今回のために書き下ろした曲は、そういうリスナーの方たちを思い浮かべて書かれたものなんですか?
石野田: テーマとしては、全部、誰かのことを思って作った歌ですね。根本的には、自分の体験を書くのは変わらないですけどね。

[E:note] アルバム『きみのうた』のジャケットのイラストは石野田さんが描かれているんですよね。
石野田: 木が私で、黄色の星たちはお客さんのイメージなんです。夜空の星たちがこうみんな集まってくれて1本の木になっていますよ、と。私が輝いているのはみんながいるから、という想いで描きました。

[E:note] 最後に、石野田さんにとって歌うこととは?
石野田: 生きることですかね……。自分の生き様を歌に託すので、生きていけばどんどん歌ができていく。唄えなくなったら死んじゃうかも、と思っています。私は、これからも歌とともに生きていきます。